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みんなの楽集館

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長野県小海町

■図書館、松原湖にいく!~イベント「湖と、本と。」に本の貸出~
5月12日(日)、初夏の松原湖で昨秋に続き「本を片手に美しい湖畔で心地いい時間を過ごす」をテーマにしたイベント『湖と、本と。』が開催されました。書店の出店や読書時間を快適に過ごせるグッズレンタル、松原湖や本に関するクイズラリーがあり、私たち図書館も『湖』『落ちつきたい時』など4テーマにあわせた選書本の貸出をしました(イベント会場内のみの貸出)。他にも湖畔に響く朗読や音楽、ワークショップ、そして読書タイムにかかせない飲み物などを提供する飲食店など盛り沢山、本と過ごす時間に彩りを添えていました。あいにくの曇り空でしたが、町内外から大勢の来場者が訪れ、ゆったり本を読んだり湖畔を眺めたり、そこかしこで知人と顔をあわせ話に花が咲いたり…思い思いに過ごす人の傍らに本がある景色がとても印象的でした。図書館の貸出も昨秋の倍以上、多くの方に本と過ごす時間を満喫して頂けたようです。
地方創生プロジェクトの一環で行われたイベントですが主催者が「一過性で終わらないよう」にと考えているように、単に人が集まれば良いというイベントに終わらずに小海町、松原湖の魅力を知ってもらい、また更に「本と人」との繋がりが広がっていけば嬉しく思います。
*イベント主催者は、小海町地域おこし協力隊の浅田恵理子さんと「100DIVE小海町Bチーム(100ダイブこうみまちBチーム)」。小海町の美しい自然資源を活かし町の活性化を目的とした活動を行っています。

■今月の図書館
◆新刊ピックアップ
◇休むヒント 群像編集部/編
33人の作家が自分の「休み方」を紹介したエッセイ集。どんなヒントがあるだろうと読み進めるうちに『休むとは?』と、その行為を改めて見つめ直す自分がいるかも?!
「こうすれば良い!」というハウツー本的な内容とは少し違った、様々な休み方がある事に気づける1冊。

◇ぼくはふね 五味太郎
小さい船が海を進んでいくと嵐にあい陸の上へ。絶望する船に「その気になればどこにだって進めるものだよ」と他の船から声がかかり小さい船は再び動き出し、山や街へと進んでいきます。五味さんならではのシンプルな絵と言葉で表現された『自分らしく』というメッセージが大人にも響きます。

◆6月の企画コーナー
・ぽんこつ
・覚え違い!?
・水無月の本
・結婚

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