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羅針盤

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長野県小海町

民間組織「人口戦略会議」が発表した「消滅の可能性のある市町村」に小海町は「自然消滅対策が必要で、社会減対策は極めて必要」の分類に入った。十年前の「日本創成会議」の公表との比較リストから今回外れた町村もあり、移住や子育てへの支援が功を奏したと受け取られているが、小海町も子育て・教育関係の支援は手厚い。(町HPより、助成・補助・支援一覧参照)。今の一極集中の人口分布で出された数値で消滅地域と示されても戸惑ってしまう。町内では、ここ二、三カ月の間に、若者たちは、駅付近の空き店舗を使った「ちょっくら市」、ふれあい馬流橋付近での「小海街角♯2ミュージックアワー」、松原湖畔での「湖と、本と」などを企画し、自らも楽しみながら、町のPRも務めている。二〇五〇年の数値に惑わされず住民一人一人が安心して、ほこりを持って暮らし続けられる町を一緒につくっていく事が大切ではないだろうか。

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