「マイナス十五度極寒の地で体力の限界に挑む」氷上トライアスロンのキャッチフレーズだ。まさに今年の冬は厳しい寒さになっている。成人の日の連休、猪名湖は全体にカラフルなテントが広がり、ワカサギ釣りで賑わった。この小海の自然を写し撮るフォトコンテストは二〇〇三年に始まり、北八ヶ岳の自然や、観光アピールになる写真がテーマとなっており、小海町の四季の様子が一同に揃う楽しみなイベントになっている。フォトコン開催の意義は、応募者にとっては作品発表や名誉の場となり、開催者は町の認知度を高められ、地域おこしやイベントの集客に役立ってくる。応募撮影者にはインパクトストーリーが求められる。場所、時間、気象条件など全てが揃った時にしか見えない景色「今の一瞬」を撮影するため「いつも助手席にカメラを置いている」「今年小海に八十回来ました」などの声も聞かれる。長続きしてほしいイベントの一つだ。
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