実質公債費比率…6.9%
将来負担比率…数値なし
令和4年度の決算が、村議会9月定例会において承認されました。
まず、一般会計の歳入総額は前年度比2%減の43億751万円、歳出総額は1.3%増の41億6,901万円、実質収支は1億1,262万円で黒字決算となりました。
■歳入
〔歳入用語説明〕
自主財源・依存財源:村税や施設使用料など、村が自らの収入とすることができるお金が「自主財源」。地方交付税、国庫・県支出金など、国や県から交付されるお金と借入金が「依存財源」
地方交付税:村の行政需要と財政力に応じて、国から交付されるお金
国庫支出金・県支出金:事業の財源として使い道が特定された、国や県から交付されるお金
村債:事業を行うために、村が国や金融機構などから借りるお金
新型コロナウイルス対策関連の国庫補助金が令和3年度より減少し、歳入総額は例年並みになっています。しかし、自主財源の柱である村税が昨年度より4.6%減少しています。引続き自主財源の確保が課題となります。
○もしも村の決算が年収500万円の家庭だったら
自治体の決算は金額が大きすぎて、想像がつかないので、年収500万円の家庭の家計簿にしました
山形さん一家の家計簿
このように、村は、家族で稼いだお金(村税・使用料等)だけでは支出のすべてをまかなうことができないため、親からの援助(地方交付税等)や借金(村債)で生活している状態にあります。しかし、親からの援助(地方交付税等)及び借金(村債)の中には親が代わりに受け取っているお金(消費税交付金等)や親の代わりに借りているお金(臨時財政対策債)も含まれています。
今後給与収入(村税)が減少して行くことが予想されるため、経常的にかかる経費の食費(人件費)、生活費(物件費等)、家の増改築費(普通建設事業費)などを節約しながら支出を抑えていくことが必要です。
○地方債現在高の推移
地方債は、村の借金です。近年は、借金の返済が進んでおり、借金の総額が減少しています。
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