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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信 No.62

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長野県山形村

◆大橋 一允隊員(農業振興)
長引く暑さが急に終わって、朝晩は肌寒いと感じる季節となりました。皆さまは元気にお過ごしでしょうか。
私は昨年と同じように、9月は体調を崩してしまいました。注意して過ごしていましたが、少し生活リズムが乱れるタイミングでダウンしました。頭では色々やろうと思って動いていましたが、自分で感じる以上に疲れが蓄積していたのかもしれません。体力は毎年少しずつしかつかないと考えて、気長に付き合っていこうと思います。
さてこの秋は、初めて栽培した水稲が無事に稔って、刈り取り後にはざかけにしました。はざかけは米の乾燥方法として手間がかかるものの、自然にゆっくり乾燥させるために米が美味しくなると言われています。
しかし、今年は例年にない暑さと乾燥。どうなることかと心配していました。1週間ほど干した後に脱穀し、コイン精米にかけて食べられる状態に。精白後の米を見ると、乳白部や横にヒビが入る胴割れの状態の米がやや目立つという、当初の心配が現実になってしまっていたのです。こういう状態の米が多いと食味は悪くなってしまいます。
それでも食べられないほどまずいということはなかったですが、初年度から苦労もせず良い思いはできないと勉強させられました。自家消費用でも美味しい米を収穫するにはまだまだ改善の余地があります。今年の教訓を活かして、来年はよりよくなるようにしていければと思います。
白ネギの方は、9月末の時点で太りが遅れているため収穫は遅くなりそうです。気候に合わせた育成管理は自分にはまだまだ難しいなと感じております。

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