◆海老原 ひと美隊員(農業振興)
2023年を振り返ってみると、新しいことに挑戦できた一年でした。
5月のやまがたわくわくマルシェでの初出店が契機となり、村内外の農家さんや食と健康に気を使っている方々、それらを製品化している方々と知り合いになれたことが大きかったです。
7月には途中から初めての稲作を行なうことになりましたが、様々なご縁で多くの人に助けてもらいながら無事に収穫と脱穀ができ、ホッとしています。来年は苗起こしや田植えも行ないます。来年は田植えの体験イベントができたらいいなぁと思案中です。
私の地域おこしの任務には「新規就農を見据えて」の他に「遊休荒廃農地再生」があります。今年の年明けに遊休荒廃農地を3か所借りました。背丈より高い草を刈ったり木を切り倒したりして開墾し、湿地帯のところは里芋や大豆を植え、水はけが良いところはジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、大豆を植えました。
農薬も肥料も使用しておりませんが、長年土壌に蓄積された養分や多種多様な微生物のおかげで実をつけ収穫まで至りました。自然農法1年目の畑なので収穫量は少ないですが、年々良くなると思うと楽しみです。
しかし、何十年も作物を育てていないと雑草の勢いが凄すぎて草刈りが追い付かなくなりました。そこで、今人気のヤギによる除草を始めました。モリモリと雑草や木の葉を食べてくれています。その姿がとても可愛く癒されますね。寂しがり屋のヤギさん達を見かけたら、ぜひ構ってあげてください!
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