地域おこし協力隊通信 No.65

8／13

海老原　ひと美　隊員
(農業振興)

地域おこし協力隊員となり3回目の冬を迎えました。冬は農作業が少なく自由な時間があります。館報11月号に村のソフトバレーサークルのメンバー募集が載っていたので、「これだ!　」と思い、早速電話して練習に参加しました。バレーボール経験は体育の授業と母のママさんバレーでパス練習の相手をしたくらいの経験です。ソフトバレーは男女混合で行なうため独特のフォーメーションに慣れるまでが大変ですが、ボールは柔らかいし、ネットも低いので始めやすいスポーツだと思います。それに、サークルでは楽しむことと健康増進に重きを置いているので、ミスを恐れず挑戦できますし、良いプレーはみんなが称賛する雰囲気があって楽しいです。
スポーツが好きな私は、子どもの頃から今まで何かしらの競技に関わっています。この2年は高校と大学で続けていた女子サッカーに再び戻ってきました。それにはテニス肘になったこととサッカーの練習場所が塩尻なので通いやすいというのもあります。とは言っても夏場は忙しくてなかなか往復40分と練習の1時間半を捻出するのが難しく昨年の夏秋はほとんどサッカーができませんでした。冬はソフトバレーとサッカーと両方楽しんでいきたいと思います。
コロナパンデミックで持ち込まれた新生活様式や行動制限、人との距離や分断。これらのことが重なり各地でさまざまな行事やイベントが中止になりました。以前は村のソフトバレーは人数も練習回数も今の3～4倍以上あり盛り上がっていたそうです。今年は4年ぶりに大会が開催できることを期待しています。更に村の運動会や分館スポーツ大会も初めて参加する人も、運動が得意でない人もみんなが楽しめる雰囲気なら参加したいと思っています。参加者が集まらないならば以前と同じではなく、大きくリセットしてもよいのではないかと住民の方々から運動会の話を聞いたときに思いました。世界もグレートなリセットに向かいつつあるようですね。人と人との繋がりを大事にして混沌とするこの世の中を生き延びたいと思う今日この頃です。