■積極的な訓練参加を~地域の助け合いが必要です~
大きな災害が発生した場合には、「公助」である村の災害対応や警察、消防及び自衛隊等による救助・救出については支援開始までに時間を要することが考えられます。災害時には、まずは自身の命を守る「自助」、そして地域にお住まいの皆さんの地域の力で助け合う「共助」がとても重要となります。普段からやっていないことを災害発生の混乱状態の中でいきなりやろうとしてもできるものではありません。災害時に大切な人の命を救えるようになるために防災訓練に参加して、そのやり方を身に着けておきましょう。
また、住んでいる地域の人たちと顔見知りになり「地域の力で助け合う」ためにも、区や連絡班に加入し、その活動に参加しましょう。
訓練は午前9時から概ね正午までを予定し、前半は連絡班ごとの避難と安否確認訓練、後半は各地区の自主防災会の企画する訓練を行ないます。
午前9時、震度6強の地震が発生したとの想定で防災無線のサイレンの吹鳴と放送を合図に訓練が始まります。皆さんは各連絡班で指定された1次避難場所(お住まいの地域の集会所等)に集合します。その時点で連絡班全世帯の安否確認を行ない、確認できた人とできなかった人の集計をします。その際、高齢の方や障がいのある方など、災害時に特に支援が必要であることを事前に登録している方の所在確認など、必要な対応を行います。
また、安否確認ができない方については、確認方法など地域の皆様でお話し合い下さい。
続いて各区に開設された2次避難場所(各公民館・公会堂)に移動します。ここで各連絡班の安否確認や要支援者の状況が各地区自主防災会により取りまとめられ、更に村の災害対策本部に伝達されます。
その後、各自主防災会の企画する訓練に参加してください。
訓練の流れ:
・午前9時~1次避難場所・2次避難場所への避難・安否確認
・午前10時頃~各自主防災会訓練
タイムスケジュール:
AM9:00…地区訓練開始
午前9時サイレン吹鳴と放送を合図に1次避難を開始。安否確認を行い2次避難場所へ。
AM10:00
各自主防災会の訓練計画に基づく自主訓練
正午…訓練終了(時間は地区ごと相違)
災害時には、安否確認は極めて重要となります。連絡班による情報伝達ができない世帯は、自ら安否確認状況を報告していただきます。事前に、訓練説明や報告の内容を示した様式をお届けします。訓練開始後にその報告様式をお住まいの地域の2次避難場所(各公民館、公会堂)に提出するという形で把握させていただきますので、ご協力をお願いします。
災害時は、防災行政無線や登録制の防災メール、LINE公式アカウントなどで、村民の皆さんに対して、速やかに災害情報を伝達します。9月1日(日)の地震総合防災訓練でも、防災行政無線によるサイレン吹鳴と放送、登録制防災メールとLINE公式アカウントからの配信を訓練開始の合図とします。
登録制防災メールや村公式LINEは、Jアラートや防災、災害情報だけでなく、有害鳥獣の出没情報や行方不明者の捜索情報なども配信されますので、ご登録いただき、ご活用ください。
問合せ:総務課
【電話】98-3111
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