◆令和3年7月から 電話リレーサービス
聞こえない方と聞こえる方の会話を、通訳オペレーターが「手話」または「文字」と「音声」を通訳することにより、電話で即時双方向につなぐことのできるサービスです。
『電話リレーサービス』の電話を受けると、通訳オペレータから「こちらは電話リレーサービスです。耳の聞こえない方などからのお電話を通訳しております。双方のお話を全て通訳いたします。」という案内があります。
◆新たに1月23日からスタート ヨメテル
AI(自動音声認識)または文字入力オペレーターにより通話相手の音声を文字にすることで、電話でのコミュニケーションをスムーズにする電話アプリです。このサービスは難聴や中途失聴などにより、自分の声で話すことはできるが、電話で相手先の声が聞こえにくいことがある人の電話によるコミュニケーションを実現するものです。
『ヨメテル』を利用した電話を受けると、冒頭に機械音で「電話リレーサービスのヨメテルです。あなたの声を文字にして、相手に表示します。はっきりとお話しください。」というアナウンスが流れます。
どちらのサービスも
・24時間365日、双方向での利用可能
・緊急通報機関への連絡も可能
連絡手段が増える一方で、残念ながら認知度は低く、勧誘やいたずら、間違い電話と勘違いされたり、時には相手に電話を切られたりするケースがあります。
聞こえない人、聞こえにくい人の自立した日常生活と社会生活の確保を実現するため、皆さまのご理解をお願いします。
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