〔情報ひろば〕朝日小学校運営協議会の活動報告

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コロナ禍で活動が進まなかった朝日小学校のコミュニティ・スクール(CS)は今年度学校支援ボランティアの皆さんからご協力いただき、ふるさと道場をはじめとしたたくさんの活動が始まり大勢の地域の方に関わっていただきながら日々児童たちを支えていただいております。
その中、学校運営協議会では去る6月23日に大町市立美麻小中学校への視察研修を行いました。こちらの学校は県内でも先進的にCS活動に取り組まれている学校であり、全校99名の小規模学校でその内訳は地元出身者が半数でもう半数は小規模特認校制度や山村留学制度により子どもたちが通学している義務教育学校です。山の中に立地し、地形を利用したCS活動が行われていました。
花豆の栽培をするという班では電気柵の設置をしていました。獣との格闘とのことで地域の方に教わりながら担当の先生も子どもたちと一緒になって設置の仕方を試行錯誤しながらおこなっていました。この活動は地域の方と協力して花豆の栽培にとどまらず、商品開発、イベントへの参加、宣伝などを通して美麻や花豆をアピールして地域活性化を目指すといった学習を実践するようです。
また、林の中には2年前から児童たちが考えて制作しているという手作りの家もありました。
視察へ参加した委員からは、すぐに大人が手出ししてしまうのではなく子どもたちが気づくまで待つ大人の態度も大切だと改めて感じたとか、指導者を呼ぶのではなく自らが聞きに行くスタイルは活かせると思うとか、コーディネーターの力が大きく教員のCSに対する積極性が感じられたなどの感想がきかれました。
これらの活動を参考に朝日小学校でもCSコーディネーターを中心にボランティアの活動や募集を積極的におこなっていきますので、地域とともにある学校づくりにご協力をお願いします。