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令和5年6月 村議会 村長提案説明(1)

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長野県朝日村

令和5年6月議会、村長提案説明内容を抜粋してお知らせします。一般質問・審議内容等は議会便りをご覧ください。

2期目4年間の村政を進める上での、施政方針について述べさせていただききます。

2期目のスローガンを、“福祉と融和にあふれ、明るく・楽しく・静かに暮らせる朝日村を創ります”としました。コロナも第5類に分類された今、もう一度原点に戻り、希薄となった人と人の繋がりを取り戻すため、融和をキーワードに追加し、対話活動からスタートを切ります。融和とは、人と人が話し合って、打ち解け合って、仲良くなり、将来の朝日村を一緒に創っていくと言う意味です。
ここで、継続して“仕上げる事・新たにやる事”を9つの公約として4年間の村政の基軸としてまいります。

【公約1 融和で強い村創り】
融和の心については先ほど触れましたが、コロナで希薄となった人と人の繋がりを、皆が集いアイデアを出し合い、村民力で取り戻す必要があります。村長と話そう融和集会を定期開催とし、登山マラソンや大博覧会等のイベントや地域づくり支援で、明るく楽しい村おこしをしてまいります。
朝日小学校は、来年度開校150周年を迎えます。このようなイベントもしっかり準備をし、成功させていくことも融和に繋がります。
観光協会や集落支援員が地域と一層の関わりを持って融和活動が出来れば良いと思います。
強い村づくりでは、第6次総合計画の後期基本計画見直しと健全財政の堅持・ゼロカーボン事業の推進や再生可能エネルギーの導入検討・SDGsの推進・本格化する地籍調査等を進めます。
そして、引き続き日本一野菜を食べる村をアピールし、新たに軽スポーツ等で健康村づくりをしてまいります。

【公約2 教育・子育て支援で地域の宝である子どもを育む】
今までも、子育てに手厚い村として他の地域に先行する子どもへの福祉を実現してまいりました。その事は、朝日村に住宅を構える事にも繋がり、人口減少にブレーキの役目も果たしてきました。
地域の宝である子どもを育むため、出産祝い金の増額や、未満児保育料の無償化、子ども食堂や大人と子どもカフェの開催、各種スポーツで子ども育成、英語教育と中学生学習支援・通学路歩道の整備、奨学金支援の実現等を図ってまいります。

【公約3 医療体制・高齢者支援の充実】
安心安全に暮らせる村づくりには、村内の医療体制がしっかりとしている事は必須です。朝日村医療のあり方協議会を立上げ、子どもと高齢者の為にも村営診療所の建設等無医村にしない医療体制を構築してまいります。あわせて、高齢者福祉充実の為に、見守りカメラや補聴器補助・買い物弱者の支援、地域の寄り合い場づくり、高齢者の入浴料金補助・マイクロバスによる移動支援などに取り組みます。

【公約4 人口減少対策への取組み】
まずは住環境の整備に力を入れてまいります。朝日村の良さを体感し住んでみたいと訪れる人や実際に住居を求める相談者が多くいますが、今現在朝日村には民間のアパートも少なく、すぐに住める住宅がありません。また、消防団員の中には村外から通って消防団活動をされている団員が多くおります。村内に結婚後に暮らす住居が無い事が理由の一つです。
土地開発公社事業として、住宅団地の開発と、新たに移住定住策として、村営の新婚子育て世帯支援住宅の建設を進めてまいります。
また、昨年度空き家対策協議会が発足し、調査の結果114軒の空き家が確認できました。しかし、物件の古さや諸事情があり空き家バンクへの登録に至っていません。空き家の利活用促進策と民間事業者による売買支援もテーマに追加してまいります。
その他、婚活支援に関しましては、新たな切り口として民間の事業者との協同が出来ないか研究を進めてまいります。

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