風しんは、感染者の咳やくしゃみ、会話などで飛び散る飛沫を吸い込んで感染します。
■風しんの症状
・成人の場合、高熱・発疹の長期化・関節痛等重症化の可能性があります。
・子どもの場合、発熱、発疹、首や耳の後ろのリンパが腫れて、数日で治ります。まれに高熱や脳炎になって入院することがあります。
■先天性風しん症候群を知っていますか?
・妊婦さんが妊娠初期(20週以前)に風疹に感染すると、赤ちゃんが先天性心疾患・白内障・難聴を特徴とする先天性風しん症候群をもって生まれてくる可能性があります。
風しんは自覚症状が少ないため、電車や職場など人が集まる場所で気づかない内に周囲の人たちに感染を広げてしまう恐れがあります。
あなたがきっかけで妊婦さんが風しんに感染するかもしれません。
■風しんの予防接種について
風しんの予防接種は、乳幼児期に定期予防接種として、公的に予防接種を受けることができます。
接種時期:
1回目 生後1歳~2歳未満
2回目 小学校就学前の1年間(保育園・幼稚園の年長)
ワクチン:MRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)
■1962年~1979年生まれの男性は抗体が少ない可能性があります!
風しんの予防接種は誰でも子どものころに済んでいると思っている方が多いのですが、実は過去に公的な予防接種の対象とならなかった年代の方がいます。
上記の年代の方は、「抗体検査」と「抗体が一定以下の方への予防接種」が無料で受けられます。詳細は下記のとおりです。
(1)対象者 1962年4月2日~1979年4月1日生まれの男性
(2)無料で受けられる期間 令和7年3月31日まで
(3)まずは抗体検査を受けましょう。〔以下手順〕
役場住民福祉課5番窓口にて申請し、クーポン・予診票を受け取る。
持ち物:窓口に来た方の本人確認書類(本人または世帯員の方が申請可能)
※クーポンがないと無料で受けることができません。
↓
医療機関に申込
村内:三村医院【電話】0263-99-2065
村外:本紙右記QRコードから確認
↓
医療機関で抗体検査を実施する。抗体が少ない方は予防接種を受ける
問合せ:住民福祉課 健康づくり係
【電話】0263-99-2540
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