(4)その他のテーマ
その他、老朽化を迎える公民館周辺施設の統廃合検討、一之沢上流西沢に砂防堰堤建設計画、役場から古見区方面へのバイパス延長工事、村内数か所の歩道新設事業等大きなプロジェクトが続きます。これらの計画に対し、村民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
続きまして、只今説明したテーマ以外の各課トピックスについて報告します。
■総務課関係
環境省の進めるゼロカーボン事業に太陽光発電を主体とした地域レジリエンス自立分散型エネルギー設備導入事業があり、朝日村役場の屋根を活用した太陽光発電事業が採択されました。138kwの発電と蓄電池システムを設置し、事業費は約2億1,000万円で国庫補助1/2、地方債1/2、一般財源は約280万円です。継続事業として今後、小学校・中央公民館周辺施設を対象に太陽光発電設備導入計画を申請してまいります。
定額減税調整給付金の関係ですが、定額減税しきれないと見込まれる方への給付金支給を行います。対象者は926人4,200万円の規模になります。
■企画財政課関係
村づくりの基軸となる、第6次総合計画後期基本計画の策定に向け審議会開催と素案作りを進めています。策定後は村民の皆さんによるパブリックコメントを計画してまいります。
あさひ保育園西側に建設を計画している、若者世帯向け集合賃貸住宅整備事業は、用地取得・農振除外・基本設計の策定を進めています。基本設計案がまとまりましたら住民説明会を実施してまいります。
■住民福祉課関係
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の関係ですが、8月から支給が始まっており、対象家庭48世帯中37世帯に1世帯10万円が支給されました。10月末までの受付となっています。
買物弱者の支援として、住民要望がありました移動販売車の体験が始まりました。現在はオレンジランチの開催日に合わせて販売をして頂いており盛況です。今後は村内巡回での販売が可能か支援策も含め検討してまいります。
■建設環境課関係
官民8者による地域エネルギー会社である、松本平ゼロカーボンエネルギー株式会社が8月に設立されました。始めは松本クリーンセンターの余剰電力の販売からスタート致しますが、地域内における再エネの開発・調達・供給等、脱炭素に関する事業を展開し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
村民が協働して村づくりを進める事が将来に渡り重要とされておりますが、協働として長年行われている草刈りボランティアが今年も3回行われました。村民の皆様約500人の参加を頂き、村の美化活動の一翼を担って頂きました。ありがとうございました。
大尾沢浄水場建設工事の進捗ですが、7月下旬に新ろ過装置への切替え工事が完了し、安心・安全・安定した水が供給出来ています。今後は旧ろ過池の撤去と新配水池の建設工事を行い、令和7年10月の完工を予定しています。
■産業振興課関係
松くい虫の被害が拡大していますが、被害木の調査を地上からの目視に加え、ドローンによる光学的な調査を西洗馬方面から開始しました。
今年も早くから村内全域で熊の目撃情報が多く寄せられ注意喚起と職員によるパトロールを実施してまいりました。きのこのシーズンとなり山に入る機会も多くなりますので引き続き熊への注意をお願いします。
観光協会が主導して取組んでいるプロジェクトに、ビーツを使った商品開発があり、この度レトルト商品としてボルシチが完成し8月末に発売となりました。
■教育委員会関係
朝日小学校では、管理・特別教室棟の長寿命化工事を夏休みに合わせ行い、2学期がスタートしました。また給食・昇降口棟は来年度工事に向け設計業務を発注しました。
先月に通学路安全点検が行われ、冬季間の降雪時歩道確保対策について確認が行われました。除雪は地区の子どものため、地区皆で地域の宝である子どもを見守る体制づくりにご協力をお願いします。
子育て支援センターのロビーにエアコンを設置しました。利用する放課後児童クラブは152名、未就園児は26名が登録されています。
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