朝日村では、松枯れ被害に対して、枯損木の伐倒駆除、庭木等の樹幹注入補助等により、被害防止と駆除対策を実施してきました。
令和4年度から、生活圏への影響を鑑み、先行事例を取り入れ、被害集中地の樹種転換を推進しています。
令和5年度には、隣接する横出ヶ崎から芦之久保地区を対象に説明会を開催しました。
説明会では様々な意見が出され、地域の声もお聞きした上で、樹種転換の必要性をお伝えしました。
■樹種転換とは
現在、朝日村では、対策により松くい虫被害は抑制できているものの、範囲は広がり続けています。
今後、赤松林が全体的に、枯れた林になると、危険な状態になり、森林整備などが極めて困難になります。また、倒木や土砂流出などによる生活圏への影響や森林所有者の負担増額なども懸念されます。
そのため、処理困難となる前に、赤松林を伐採し、新しい樹木を植え育てていく事業が樹種転換です。
■今後の進め方
村では引き続き、住民の皆様・地域、地権者、林業事業体へ理解を求め、合意形成を図りながら、樹種転換事業を推進します。
なお、計画では、新田河岸段丘に加え、現在の横出ヶ崎から芦之久保地域まで樹種転換を進める計画です。
令和6年度は秋以降、樹種転換を実施する計画で、詳細内容が決まりましたら、周知させていただきますのでご理解とご協力をお願い致します。
松くい虫対策につきまして、ご質問等ございましたら、担当課までお問い合わせください。
担当課:産業振興課 商工観光林務係
【電話】99-4104
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