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〔むらはいま〕令和6年12月 村議会村長提案説明(1)

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長野県朝日村

令和6年12月議会、村長提案説明内容を抜粋してお知らせします。一般質問・審議内容等は議会だよりをご覧ください。

衆議院議員選挙の結果、自公による連立政権は過半数割れとなり、少数与党政権が発足し、野党の掲げる政策と協調する場面が多くなると予想されますが、スムースな国政運営を願うものです。話題となっています103万円の壁ですが、朝日村における税収の落ち込みは、概算8,600万円と見積もっております。
元旦に発生しました能登半島地震への支援活動として、輪島市に2名、羽咋(はくい)市に2名の職員を派遣し、避難所運営支援を行いました。
村民の皆さんとの対話を増やすため、融和集会を18回重ねてまいりました。多くのご意見をいただき、その1つに〝移動販売車を来るようにしてほしい〟との意見がありました。オレンジカフェの参加者からも移動販売を希望する声がきっかけとなり、オレンジランチの開催日に試験的に移動販売を企画し、好評を得た事から事業者による週一回村内を移動販売車が廻る事が実現しました。
今年の農業について触れますと、先月末に開催されたJA朝日支所の野菜生産販売実績検討会の報告では、生産数量は前年比96%、販売金額は前年比104%で25億円の計画に対し26億円の売上げでした。しかし、資材や肥料等の高騰で農家の収益は厳しい状況が続いています。支援策として、堆肥への補助や野菜価格安定基金の増額も継続してまいります。
ゼロカーボンに関しては、今年1月に〝地域脱炭素実現に向けた再生可能エネルギーの公共施設への最大限導入の為の計画〟を策定し、6月定例会において、国の提唱するゼロカーボンシティへの参加を宣言しました。環境省の〝地域レジリエンス・脱炭素を同時実現する公共施設等への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業〟の採択を得て、役場庁舎に現在ある50KWの太陽光発電設備に加え、新たに138KWの太陽光発電設備と290KWの蓄電池を整備する工事を進め、間もなく完成します。
小水力発電の事業化におきましては、温暖化をストップさせるCO2削減の最有力手段でもありますので、反対されている漁協や関係者に、自然環境への影響は極力少ない事を繰り返し説明し、今後も協議の場を設け、理解を得る活動を継続してまいります。
朝日小学校は、開校150周年を迎え、先月記念式典が執り行われました。朝日小学校は、150年にわたり、約9,000人の卒業生を送り出してまいりました。
朝日村の医療体制を絶やさないため、公設民営方式による診療所を設置する準備を進めてまいりました。建設場所や勤務される医師も決定し、令和8年完成を目指します。
人口減少対策として、村営の新婚・子育て世帯を支援する集合賃貸住宅を令和8年度の完成を目指し準備を進めてまいりました。その他、土地開発公社では中組に18戸の団地の開発に着手し、令和8年度の販売を目指しております。
鎖川右岸の防災拠点となる、西洗馬防災センターが4月に竣工し、西洗馬区を指定管理者として活用が始まりました。
大尾沢浄水場の更新事業ですが、砂ろ過方式から膜ろ過の新方式に設備を切り替え、安心安全な水道水を全村に8月より供給を始めました。残る工事は配水池の更新等があり、完全な竣工は令和7年度です。
長野県食肉公社の移転先として、西洗馬原新田下原が最有力候補地となり、事業の概要について地権者説明会や近隣住民・全村民に向けた説明会を行いました。村としましては、ごみ焼却場の早期課題解決と優良企業誘致の両面から誘致を進める方針で、事業計画に進展がある都度説明会を重ねてまいります。
老朽化を迎える中央公民館と周辺施設の今後の在り方を検討する委員会を立ち上げ、高校生など若者の意見を聴くワークショップも開催いたしました。
その他、各課トピックスに触れます。

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