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〔情報ひろば〕朝日村特産品商品化プロジェクト紹介

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長野県朝日村

朝日村観光協会では、日本酒・ボルシチ・御馬越銀嶺やまめの特産化に向けて、2023年3月に3つのプロジェクトを立ち上げました。どのプロジェクトもメンバー一丸となって商品化に向けて日々取り組んでまいりました。ご自身でご堪能いただくことはもちろん、贈答用にしてはいかがでしょうか。

■日本酒商品化プロジェクト
先ずは日本酒商品化プロジェクトの紹介です。このプロジェクトは現在メンバー19名とアドバイザー2名で活動しています。
そして2023年12月に生酒「鉢盛山」の販売を開始しました。
生酒「鉢盛山」の特徴は、自然豊かな山の恵みを存分に含んだ清流鎖川で育てた村内の酒米・美山錦を使用しているところです。
その味わいは、フルーティーでスッキリとした後味に仕上がっています。初年度は、作付面積も小さく一升瓶で800本程度しか造れず、大好評のなか7月下旬頃には完売となってしまいました。
今年度は、作付面積を昨年度の約3倍に増やして生酒だけではなく常温でも保存可能な清酒も製造します。
今年度の「鉢盛山」は昨年末より販売を開始していますので、是非、皆さんもご賞味ください。

■朝日村ビーツプロジェクト
このプロジェクトでは、メンバー14名とアドバイザー4名で活動しています。
朝日村で、30年以上前から栽培されているビーツを使ってボルシチを商品化するためプロジェクトが始動しました。ボルシチを作るにあたって、ウクライナ料理店へ行ったり、日本に避難しているウクライナの方々に試食していただいたりとメンバー一同で試行錯誤を繰り返しました。特に苦戦を強いられたのは、ビーツ本来の赤紫色がレトルト化すると損なわれてしまうということでした。アドバイザー・メンバーと意見を出し合い、ようやく納得のいく赤色を出すことができました。
メンバー一同で試行錯誤を繰り返したボルシチが2024年8月に販売開始しました。ぜひ、ご賞味ください。

■御馬越銀嶺やまめプロジェクト
このプロジェクトは、村内外のメンバー18人で活動しています。
昨年は20年以上使用されていなかった旧舟ヶ沢養魚場を借用して人手と重機で整備しました。今年はその蘇った池にやまめを放流し、養殖を始めます。
その養殖の課程で一般の養殖池で、ごく僅かに発生するサクラマスを時間をかけて人工交配を重ねて、バイオテクノロジー技術に頼らず完全な淡水にて産出を行います。数年後、従来のやまめと異なる大型で銀色したやまめを生産し商品化します。

※やまめはサクラマスの陸封魚であり、河と海を行き来する生態を残している魚種です。

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