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令和5年度 木祖村二十歳を祝う会

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長野県木祖村

■令和5年8月12日(土)、村民センターにおいて村と公民館主催による「木祖村二十歳を祝う会」が開催され、平成14年4月2日から平成15年4月1日までに生まれ、二十歳を迎えた17名が大人の仲間入りをしました。
令和4年に成人年齢が18歳に引き下げられて以降、今回が2回目の開催となりました。村ではこれまでどおり二十歳というすべての年齢制限がなくなる区切りの歳を大事にし、成人式の名称を変更して開催することとしています。これは、二十歳は18歳時よりも就職や進学により木祖村を離れている方が多く、このような時に同級生や恩師の先生方と一堂に会し、様々な経験を共有し合える最適な時期と考えてのことです。
今回は車座での座談会など新たな催しを加え、自由な意見を出し合うなど有意義な式典となりました。

■二十歳の主張
◇伊倉 柊さん
私は高校を卒業後、セイコーエプソンに就職し、社会人となって、3年目になります。私は主に、グランドセイコーという高級時計の針の表面処理の仕事をしています。最初の頃は、高校生活で1ミリも学ばなかったことが多く、仕事内容を覚えるのは大変でした。ですが、意外と早く慣れることができ、即戦力になることができました。今では、業務を任されることが多くなり、品質管理、納期遵守を徹底し、早く等級をあげて、給料もじゃんじゃ上げてくれないかなーと思いながら仕事に励んでいます。
私はみんなより早く就職し、お金を稼ぎ、先輩方の濃い経験をお聞きし、大人のダーティーな部分に触れながらも、自分を持ち、貫き、社会に揉まれながら過ごしています。
今年就職した人もいれば、まだ学生を謳歌している人もいますね。社会人2年分と学生生活2年分は歳の取り方が格段に違います。覚悟しといてください。そして10歳、20歳年齢の違う先輩方とコミュニケーションを取り、関係を築いていくのはとても大変ですが、皆さんも頑張っていただければと思います。
本当ならここで学んできたことを活かした職に就きたい、こんな人になりたい、という場面ですがもう働き、お金を稼いでいるので特にそういった夢はありません。一つあげるとすると、いい車に乗り、いい家に住むことです。今はご時世柄いろいろ値上がりする一方で、大変な時代になると思いますが、地に足をつけて精一杯生き抜いていきたいと思います。
本日は、我々新成人のためにこのような会を開いてくださりありがとうございました。
「時計を買うなら、グランドセイコー!」

■式典の様子
式典には11名が参加し、村長、来賓の栗屋正一議会議長様、恩師代表の鈴木孝則先生から祝福や激励の言葉をいただきました。
今回、初めての催しとして「木祖村のこれから」と題し、村長をはじめ来賓の方々を交えて車座となり、意見などを出し合う場を設けました。一人ずつ近況報告や意見などスピーチを行いましたが、「将来は木祖村に戻りたい」とか「木祖村で働きたい」といった頼もしい言葉も聞かれた座談会となりました。

お問い合わせ:教育委員会・公民館事務局
【電話】36-3348

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