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自治体の皆さまへ

木祖村地域おこし協力隊員の6人から皆さんへのお便り Vol.017

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長野県木祖村

■見て来て聞いて協力隊!どんな活動しているの?
◇木祖村にお住いの皆さまへ
現在木祖村では、坂口・平野・菅原・丸山・桒葉・井上の6人の隊員が、商工観光・アクティビティ・一次産業・農業・木工振興・お六櫛と、それぞれのテーマをもって、村の課題解決や地域力の維持・発展のため、日々励んでいます。そんな私たちの活動や日常をお手紙をしたためるように、紹介します。

■木工振興に携わる桒葉ひさよし隊員の〔モノ創りの村への道〕
◇拝啓 木祖村の皆様へ
このたび木工振興の地域おこし協力隊として木祖村にやってきました、木や木工に関わる見聞研鑽を広げ、はや十数年。木工、設計製造プランニング、建具や家具などなど木工に関わる事が得意です。近年は木育活動にも力を入れていて木や自然に関わるあれこれやってますのでお楽しみに。昔の木祖村とはちと違う木工やモノ創りの村にしたく、木工振興という活動で村の皆様や木曽郡の方々、郡外の県民、県外の人々に関わり合いを持って木祖村の魅力を外と共有しつつ木工業等盛り上げて行こうと思っています。現在自分の活動拠点となる作業場と木工機械を探しています。もし心当たりのある方は桒葉か役場産業振興課まで。

■職人を目指す井上けい隊員の〔移りて住みてお六櫛の里〕
◇以後、お見知りおきを
はじめまして。伝統工芸である「お六櫛」の担い手になるべく地域おこし協力隊にやってまいりました、井上慧と申します。出身は千葉県、10年以上東京で暮らしていたんですが、木祖村に移住して来ました。4月から来たので、木祖村の寒さをまだ知らないのですが、静かで空気が綺麗なところを気に入っています。前職は生産業をしていたのですが、細かい作業等通じるところがあると感じています。少しでも早く技術を身につけて、生業にしていけたらと思っているのでよろしくお願いします。趣味は楽器演奏で、トロンボーンとフルートを主に演奏しています。披露する機会があれば是非聴きに来て下さい。

■木祖村農業に挑戦する丸山なつみ隊員より〔農を学びて時に之を習う〕
◇2年目にあたって
早いもんで…みたいなことを毎回書いている気がします。2年目です。いよいよ畑に入って農作業に従事しております。去年はインプットの年ということで村のことや農業のこと、資格やなんかを勉強しておりましたが、今年は木祖村の諸問題を農業という視点から解決していけるような取り組みを微力ながら始めたいという思いでおります。集落営農とか法人化とかね。農業に関する講演会、交流会のようなイベントも企画しておりますので、ご参加いただけると喜びます。もちろん自分の技術も磨いて、生産量も増やして…。多分に忙しかろう。ですが、私としては非常に楽しみとするところです。

■一次産業を盛り上げる菅原りょうた隊員の〔農から始まるエトセトラ〕
◇最終年度活動計画予定
地域おこし協力隊3年目が始まりました。今年度は宿泊施設を運営して卒隊後に繋げていこうと構想しています。宿泊ができる農業体験で木祖村を堪能してもらうことを想定していて、体験内容としては農作物の収穫体験や木祖村にあるテンカラ釣り、まき割りやサイクリングなど農業に限らず木祖村を体験してもらうプランを検討中。宿泊施設としての運営だけではなく他の活用方法も見据えながら運用することができたら開けたコミュニティスペースになると考えております。

■原体験を作り届ける平野らすかる隊員より〔活動冒険探求録〕
◇木曽郡地域おこし協力隊という考え方
現在、木曽郡には30人を超える協力隊員が、それぞれの思いを胸に、各々の拠点で、様々な活動に取り組んでいます。与えられたミッションや描いているビジョンは皆違えど、共通して目指しているのは「移住定住」。そこで、協力隊4年目を迎えた私が、今年度向き合い取り組むのは、移住者(協力隊)と行政、地域、関わる全ての方々が笑顔になれる道を模索すること。「人と人との間で伴走伴歩し続ける」をテーマに加え、木祖村を拠点にしながら木曽郡を舞台に、六町村を繋ぎ、ご縁を結びながら活動しております。お見かけの際には、お気軽にお声がけください。

■アートを探る坂口かな隊員の〔アートと歴史とアーカイブ〕
◇春から始まる資料整理
私は協力隊を一年延長して、四年目の活動を始めました。文化資料の整理・保存活動を中心に進めるため、令和6年度は教育委員会事務局に所属して郷土館の収蔵品整理やイベントの企画を進めています。早速、4月から郷土館の収蔵庫で資料の整理を始めました。展示室以外にも村民から寄贈や貸していただいている収蔵品が収蔵庫にたくさんあります。主な資料は生活の道具、お六櫛やお祭りに関する資料、考古遺物などです。それらの収蔵品に番号をつけ、どんな資料なのか分類する作業を行なっています。資料によって札が消えてしまい、用途や名前がわからないものもあります。それらは帳簿を確認しながら資料として展示できるよう準備していきます。

この“お便り”では、そんな私たちの活動や日常を「地域の皆さまに知ってもらいたい!」という思いのもと、お手紙をしたためるように、私たちの日々をお送りしております。他にはどんな活動をしてるの?と気になった方は、各種SNSや公式HP(右QRコード)もご覧ください。皆さまからのご意見ご感想アドバイスをお待ちしています。お気軽にお声がけください。(協力隊一同)
※QRコードは本紙をご覧ください。

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