去る5月29日(水)「スキー場村民集会」を開催し、やぶはら高原スキー場の営業実績やスキー場がもたらす経済波及効果の説明の後、参加者の皆さんからご意見をいただいた上で、奥原村長から、以下のとおり、やぶはら高原スキー場の将来に向けた宣言がありました。
やぶはら高原スキー場は、スキー場あり方検討会の皆様における議論の結果のとおり、本村にとってなくてはならない財産であるとともに、重要な産業です。
この大切なスキー場を、未来に引き継いでいくため、私は、村長として以下のとおり宣言します。
1 村は、持続可能な運営のため、スキー場に対し、大規模な財政負担を含めた支援を行います。
その際は、村の財政状況を考慮し、必要度・優先度をしっかりと検証します。
なお、財源については、クラウドファンディング等の活用を視野に入れるとともに、スキー場に係る財政負担の情報を村民の皆様に随時お知らせしてまいります。
2 村と奥木曽グリーンリゾート(株)の間で締結していた契約の内容を見直し、スキー場内の村所有施設のうち、老朽化が著しいものについては、村が責任をもって更新していきます。
3 スキー場の今後を展望するに当たっては、スキーリフトと食堂等の一体的な運営や顧客ファーストの徹底、食堂等における特色あるメニュー開発などについて、運営事業者と一緒になって検討を進めます。
令和6年5月29日 木祖村長 奥原 秀一
このほか、当日参加者からいただいたご意見を踏まえ、4つめとして、
4 アクセスの良さやゲレンデ整備の技術力などスキー場が持つポテンシャルに更に磨きをかけ、若い人の力を活用しながら、「選ばれる」スキー場を追求していきます。
を加え、村としてスキー場を未来に引き継ぐよう取り組んでまいります。
村民の皆様のご理解とご支援、スキー場を支える想いの結集を心からお願い申し上げます。
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