9月18日第2回あり方検討会が村民センターにて開催されました。以下概要を報告します。この会での主な協議内容、意見等は下記のとおりです。
■協議内容・意見
(1)県内学校へのアンケート調査結果について
郡内を除いた県内13校の小中併設校、義務教育学校の学校長に実施したアンケート結果について報告アンケート内容は、教育的な効果や成果、運営上の課題困難点について聞いたもの
(2)検討会で話題にしたい「学びのあり方」について
小規模校だからこそ可能な教育観・授業観という視点から議論を深めるために、
・子ども達が満足する授業や部活動のために整えられる態勢は…
・コミュニティスクール組織をさらに活用し、地域を巻き込んだ学校運営は…
・近隣校との連携でできることは…
・山村留学、デュアルスクールなど公的制度を活用してみては…
・学校教育が目指す姿として「村で育った人材がやがてはいつの日かふるさとに帰ってくる教育」を…
(3)「学びのあり方」についての実践事例として、福島小学校で進めている学び方を子どもが選択し自分のペースで自分なりの方法で学習を進める「自由進度学習」について説明を聞きながら理解を深めた。
(4)今後の検討会に向けて出された意見等
・今回のアンケートは校長が回答した内容だったが、小中一貫教育を保護者がどう受け止めているかの声も聞いてみたい
・不登校生を中心に受け入れ可能な教育支援センターの設置等も考えてみては
・生徒や保護者の評判が高い公設学習塾の継続した運営
・検討会で取り上げられた話題や議論等の中身が、保護者にも伝わる工夫を
・検討会の方向性について保護者にも説明する機会を設けてほしい
・小学校での自由進度学習の報告を聞いたが、中学校ではできないものか。県内の義務教育学校等でやっているところはあるのかという質問に、県教委の委員から中学校でも取りかかり始めた学校があるとの回答がされた
・小学校、中学校、保育園保護者向けの説明会については、総合教育会議などの場を設定することも考えたい
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