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自治体の皆さまへ

市長 新年あいさつ

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長野県東御市

◆市発足20周年を迎えて
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃より市政運営に対しまして、ご理解とご協力を賜っておりますこと、厚く御礼申し上げます。

◇ウィズコロナ・アフターコロナ
令和2年1月に新型コロナウイルス感染症が国内で確認され、私たちの日常が一変してから丸4年が経とうとしています。昨年5月に感染法上の位置付けが5類に移行されたことに伴い、ようやく社会経済活動の正常化が進み始めました。本市においても「雷電まつり」や芝生広場を会場とした「巨峰の王国まつり」など、4年ぶりとなるイベントや行事が数多く開催され、地域に賑わいが戻ってまいりました。これまでの感染防止に向けた取組みに感謝申し上げますとともに、コロナ禍で失われていた「活気」と「絆」「笑顔」を取り戻し、コロナとの共生のなかでも安全安心に住み続けられる地域を目指してまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

◇湯の丸高原スポーツ交流施設
GMOアスリーツパーク湯の丸は平成30年以降、これまでに延べ6万人を超える方にご利用いただき、「高地トレーニングの聖地」として年々その存在感を増しております。また、標高差約1000mを自転車で駆け上がる「湯の丸ヒルクライム」や湯の丸・高峰を超える「アサマスタークロスウォーク」、サイクリングによりコース周辺の景色を楽しむ「グランフォンドとうみ湯の丸」等、標高差を活かし、楽しむイベントが湯の丸を中心に開催されるなど、スポーツツーリズムが根差し始めてまいりました。東御市創生の核として、多くのアスリートがトレーニングを積み、競技力を向上させ、世界へ向かう場所であり続けるとともに、高地トレーニングの医科学的なエビデンスを市民の健康長寿の取組みに還元できる場所にしていきたいと考えております。

◇ワインシティとうみへ
ワイン用ぶどうの栽培適地である本市では、その栽培に魅力を感じた生産者がブティックワイナリーを次々にオープンさせており、現在その数は14軒にのぼります。個性豊かで上質な「とうみワイン」は国内外で高い評価を得ております。「千曲川ワインバレー(東地区)特区」の中心市として、長野県産ワインのブランド力向上と日本のワイン産業の振興を図るとともに、産地をめぐり、地域を楽しんでいただくワインツーリズムがこの地に定着することを期待しております。

◇新年の抱負
2024年4月、東御市は発足20周年を迎えます。現在市では、令和6年度からの10年間を計画期間とする「第3次東御市総合計画」の策定を進めております。人口減少や少子高齢化が進むなか、デジタル化の推進や脱炭素社会の実現等、取り組むべき課題は山積しております。本市が誇る豊かな自然や市民同士のつながりを活かし、市の魅力を生み・育て、選ばれ続ける持続可能な「ほどよく田舎、とうみ」の実現を目指して、これまでの20年の歩みを振り返りながら、次の10年に向かい、市民の皆さまとともに新たな一歩を踏み出してまいりたいと思います。

結びに、本年が市民の皆さまお一人おひとりにとりまして、健康で元気な一年となりますようご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

東御市長 花岡 利夫

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