「こんにちは、和地区の民生児童委員です。お元気ですか?」と挨拶をしながら、私たち和地区の民生児童委員は各地域の家庭を回って、毎年春に65歳以上の一人暮らしと高齢者世帯に生活の様子や緊急連絡先を聞き、市の台帳づくりの手伝いをしています。
月一回の定例会では、委員全員でお金を出して障がいのある方が就労しているパン工房(福祉施設運営)に手作りのお菓子とコーヒーを頼んでいます。休憩時間にはコーヒーの良い香りが漂い、隣同士のちょっとした話から定例会での意見が発展し、委員同士の理解が深まることが多いです。また、地域づくりの会とタイアップして「救急医療情報キッド」を提案、実銭しています。救急車が来たときに必要な情報を関係者が把握できる仕組みで、他の地域でも取り入れられています。
2016年の和地区ふれあい文化祭では民生児童委員が、特殊詐欺についてのお芝居をしました。2019年には、「金さん、銀さん、しずさん」という3人の高齢者が登場するお芝居も。民生児童委員の活動を知ってもらうストーリーです。会場からは笑いも出て好評でした。コロナで見送りになっていた活動も復活していきたいと考えています。
◆教えて民生児童委員さん!
Q:民生児童委員さんと主任児童委員さんの違いはなんですか。
A:児童福祉法に基づき、民生委員は、児童委員を兼ねる役割となっていますが、主任児童委員は、児童委員の中で、児童に特化して支援活動を行う方となります。東御市には6名の主任児童委員がいます。子どもサポートセンターをはじめ児童に関わる機関と連携し、情報交換を行い、活動に役立てています。
問合せ:福祉課 福祉推進係
【電話】64-8888
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