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とうみ巨峰倶楽部通信 Vol.2

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長野県東御市

市を代表する農作物〝巨峰〟にスポットをあて、子どもたちが巨峰の栽培から販売までの課程を通し地域の農業を学び、体験できる「とうみ巨峰倶楽部」の活動日誌。

◆記者になって、ぶどう農家さんを取材
DAY:8月17日
ふどう栽培についてより理解を深めるため、ぶどう農家さんの中川良二(なかがわりょうじ)さんと矢口鉄也(やぐちてつや)さんを取材しました。部員から、巨峰について質問が投げかけられると、中川さんは「気候や環境が整っている地区でないと種あり巨峰を作ることは出来ない。東御市は、最適地であり、本当にいい品質の巨峰が出来る。今後も守り残していきたい」ととうみブランド巨峰への熱い思いを聞かせてくれました。また、加工品も生産している矢口さんは「加工品があるとぶどうが収穫できない季節にも販売することができ、とうみブランドのアピールにつなげられる」と話してくれました。
部員たちは、この取材を通じて、農家さんの手間ひまかけたぶどうに込められた深い想いを知り、その一粒一粒が特別なものだと感じることができました。

◆ぶどうをスケッチしました!
DAY:8月25日
ぶどうの形状や色彩、生(な)り方などを知ってほしいという想いから、絵本作家としても活躍している原田しんやさん、関かおりさん夫婦のイラストユニット「はらぺこめがね」さんをお招きして、ぶどうのスケッチ大会を開催しました。原田さんから「よく見て、自由に書いてみよう」の言葉のとおり、部員たちは、収穫間近のぶどうを見上げながら、無言で集中して、キャンパスに向かっていました。ひとりひとりが書き上げた作品は、どれも自由で力強く、ぶどうに向き合う中で感じた想いと個性が鮮やかに表現されていました。

◆待ちに待った収穫
DAY:9月7日
部員たちは、自分で袋掛けした巨峰・シャインマスカットを収穫し、さっそく味見をしていました。「甘い」や「美味しい」との声が多く聞こえ、家に持ち帰るはずのぶどうが、収穫が終わるころには、実が少なくなっている部員もおり、旬の味に魅了されていました。

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