9月定例会開会日に北澤代表監査委員から令和5年度決算審査意見および令和6年度定期監査報告がありましたので、概要について報告いたします。
令和5年度決算審査意見および令和6年度定期監査報告の詳細につきましては、市ホームページに掲載してありますのでご覧ください。
◆一般会計および特別会計決算審査の結果
直面している厳しい社会情勢や市民ニーズ・行政需要の変化に的確かつ積極的に対応し、重点的・効率的な事務事業の執行に当たられており、住民福祉の充実に向かって順調に進捗していると認めました。
審査した令和5年度に係る審査書類は基準に従い適切に作成されており、財産の管理など財務に関する事務の執行も適正に処理されていることを確認しました。
今後も集中的な改革と必要な投資を行うとともに、国等の関連補助金の動向に注視し、事務事業に取り組まれること、また、収入未済額の縮減に努めることを求めました。
◆公営企業会計決算の審査意見
水道事業会計は、設備の維持修繕等の経費節減に努められた結果、令和5年度純利益は約1億4415万円となり、前年度純利益と比べて約4486万円増加しました。
下水道事業会計は、設備の維持修繕等の経費節減に努められた結果、令和5年度純利益は約1億5720万円となり、前年度純利益と比べて約2373万円増加しました。
病院事業会計は、病床稼働率、1日平均入院患者数等はともに増加しているものの、経常収支比率については99・3%となり、100%を下回りました。経営基盤の強化および財政運営の向上に努め、今後も健全な病院経営に努めることを求めました。
◆定期監査の結果報告
監査の結果については、総合的に判断した結果、概ね良好であり、財務に関する事務の執行および経営に係る事業管理について、否とする事項はありません。
今後も、厳しい財政運営が将来に亘って続くことが予想され、現状の業務遂行について見直しが必要となるため、各部署との連携を更に強化しながら、効率的な行財政運営、継続的な事務の改善に向けて取り組みを強化し、コスト削減に努力することを期待します。
問い合わせ先:監査委員事務局
【電話】64-5810
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