■令和6年度 全国統一防火標語
「守りたい 未来があるから 火の用心」
◇火の取り扱いに十分注意しましょう
これからの季節は、暖房器具等を使用する機会が多くなり、火災件数が増加する傾向にあります。火災予防運動は、皆様の火災予防の意識を高め、火災の発生を防ぐことを目的に実施しています。
市内では、9月1日現在、12件の火災が発生しており、その内8件が建物火災となっています。住宅防火対策として、寝たばこはしない、ストーブの周りに燃えやすいものを置かない、こんろを使うときは火のそばを離れない、コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグを抜くことを習慣化できるようにしましょう。
1月には能登半島地震により、石川県輪島市で大規模な火災が発生しました。地震による火災を防ぐため、家具が転倒しないように固定し、電気火災リスクを減らすための感震ブレーカーや初期消火のための住宅用消火器等の設置をすることも効果的です。
また、たき火による火災で死傷者も発生しています。乾燥している時、風が強く吹いている時は、たき火を控えましょう。たき火をする際は必ず消防署へ連絡し、消火の準備をしてから行いましょう。実施した後は、しっかり消火をして、消えたことを確認しましょう。
◇住宅用火災警報器の設置・点検をしましょう
住宅用火災警報器は、火災予防条例により設置が義務付けられています。ご自宅に設置されていない場合には、早急に設置しましょう。
また、住宅用火災警報器を設置してから10年以上経過している場合や本体内部の部品の劣化などにより、火災を感知しなくなることがあります。本体のボタンを押す、または紐を引いて、作動確認をしましょう。警報器が正常に鳴動すれば作動に問題はありません。電池がきちんとセットされているにも関わらず音が鳴らない場合は、電池切れや本体の故障が考えられます。いざというときのため、日ごろから適切な管理を行いましょう。
※消防署から住宅用火災警報器や消火器の斡旋・販売を行うことはありませんので、ご注意ください。
問い合わせ先:東御消防署 予防担当
【電話】62-0119
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