今年の市報5月号で募集を行った「こころに残る風景」。
NHK-BS「にっぽん縦断こころ旅」で、長野県がゴール地点として選ばれたことから、皆さんの心に残るとうみの風景や伝えたい場所、エピソードを募集し、番組に応募いたしました。
残念ながら「にっぽん縦断こころ旅」での経路には選ばれませんでしたが、皆さまからお寄せいただいた風景をご紹介いたします。
◆エピソード(撮影場所…中八重原)
街頭の灯りが朝日に溶け込んでゆくとき、山の稜線が遠くに映し出され、雲が一足早く日の光を反射します。
目が覚めてしまったので、なにも考えずに玄関から外に出てみました。
すると、東京とは時間の流れ方が全く違う世界がありました。
その日から、朝早く起きることが習慣となり、今に至っています。
写真は八重原の景色がそうしたことに気づかせてくれた、まさにその瞬間です。
◆エピソード(撮影場所…あがた御膳水公園)
夏の夜、子どもと散歩に行くと、ホタルがたくさん飛んでいてとても綺麗でした。今でも忘れられません。住宅街から歩いてすぐにホタルの住む水の綺麗な公園があったり、田んぼが広がっていてカエルの大合唱が聞こえるのは、ほどよい田舎の東御市ならではだと思います。
▽「にっぽん縦断 こころ旅」の旅人として出演されていた俳優の火野正平さんが11月14日逝去されました。心より哀悼の意を表します。
◆エピソード(撮影場所…東篭ノ登山)
東篭ノ登山から水ノ塔山を見た雄大な風景。雨上がりの山を駆け上がる雲の流れが見事でした。
◆エピソード(撮影場所…海善寺)
東篭ノ登山の赤く染まった山容に感嘆です。
◆エピソード(撮影場所…中八重原)
八重原に嫁いで約50年。八重原の風景を見てきました。矢野沢を上って、中八重原の集落へ向かう時、八重原台地から蓼科山が一望できます。裾野までずうっと見渡せます。誰かが「ガリバーの伏したる姿や蓼科山」といったとか。
◆エピソード(撮影場所…羽毛山)
下八重原から羽毛山へ下る坂からの夜景の素晴らしさ。毎週、火曜日の夜7時から9時半習い事のために通るのですが、いつも心奪われます。
◆エピソード(撮影場所…御牧原)
ぬける様な青空、自宅から少し歩くとこんな絶景が見られます。この地に出会って、第二の人生を始めるための場所。母を亡くし、心の中にぽっかり穴が開いてしまった私に、癒しと生きる力をを与えてくれ場所。青空と大地の中に、くるみの木が一本…「私も一本だけど、がんばって立っているよ」と言っているようで、ここに立って景色を見ていると嫌なことも忘れてしまいます。
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
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