◆認知症初期集中支援チーム員が中心に支援をスタート
MCI(認知症の前段階「軽度認知障害」)や、認知症初期の段階の方が安心して参加いただけるサービスです。
認知症の方への支援はまず早期受診・診断から始まります。その後、早期からの支援となれば望ましいですが、なかなか相談できず、いざ支援が必要となる頃には認知症が進行している場合が多いと感じます。
〝つながり〟は認知症初期集中支援チーム員である認知症看護認定看護師やリハビリ職員等が集中的に関わり、認知症予防を目的に、生きがいを持って生活が送れることを目指していきます。
※認知症初期集中支援チーム
認知症の診断を受けていない方・(介護)サービスを利用していない方を集中的に支援を行う専門職チームです。サポート医を中心に、東御市地域包括支援センター職員・市民病院職員・市内介護支援専門員が支援します。
◆認知症予防とは…
認知症の予防とは、認知症になるのを遅らせる、認知症になっても進行を遅らせることです。
認知症のリスク因子には、加齢や遺伝性のもの以外に、糖尿病、高血圧、肥満、難聴、喫煙、運動不足、社会的孤立などさまざまあります。
このリスク因子に取り組むことが、予防や進行を遅らせることにつながります。
・生活習慣病の予防・治療
・難聴…補助具の使用等
・運動や社会活動(外出、人とのお付き合い、趣味活動、地域活動など)
・知的活動(認知機能を使い、脳に刺激を与える活動〔脳トレ、ゲーム〕など)
社会参加や運動・知的活動に対し、取り組んでいます。
家から一歩外へ出て人と関わり、社会参加へと繋がるよう支援していきます。
◆まずは地域包括支援センターにご相談ください
対象者:
・要支援・要介護認定者(40歳以上)で、現在、介護サービスを利用していない方(身体的なことは、自分のことが自分でできる方)
・65歳以上の事業対象者
※チェック項目により対象者として認定された方
目的:半年間集中的に支援を受け、次の社会資源や事業等、社会とつながるステップとする事業です。
場所:東御市総合福祉センター
私たちが送迎等をお手伝いします!
(東御市社会福祉協議会)
地域包括支援センターでは平日のほか土曜日(午前9時から正午/祝日・年末年始はお休み)も「相談窓口」を開設しています。(場所…高齢者センターふれあいとうみ)
地域包括支援センターの主任ケアマネジャー、保健師、社会福祉士などの専門職が常駐し、生活の中で困りごと、心配ごと、介護に関する相談や介護保険の申請など、ご相談をお受けします。
※事前のご予約は不要ですのでお気軽にお越しください。
▽窓口に軟骨伝導集音器があります
聞こえに不安を感じている方が、窓口でストレスなく話ができるよう設置しています。是非お試しください。
※耳の周囲の軟骨に振動を与え音を伝える集音器です。
問い合わせ先:地域包括支援センター
【電話】64-5000
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