「地域計画」を策定します

5／48

■農地を将来にわたって守り続けていくため農業者や地域の皆さんと一緒になって「地域計画」を策定します

高齢化や人口減少の本格化により、農業者の減少や荒廃農地の拡大が進み、地域の農業が衰退することが懸念されています。地域の農業者や農地を所有する皆さんが、これまで守り続けてきた農地を将来にしっかり引き継ぐために、農地集約や農地利用の姿を明確化する「地域計画」を皆さんとの話し合いに基づき策定します。

農地を次世代に継承し、農業の将来像を描くため、地域の農業の在り方や将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」の策定を耕作者や地権者、農業委員会等の関係団体とともに進めています。また、将来の農地利用について、一筆ごとに耕作者を記入した「目標地図」を策定します。
市内各農地の「10年後の耕作者」、「目指したい農業や農地利用」、「農業を守る取組」を今のうちに考えておくことで、担い手に農地を引き継ぎ、耕作放棄地の発生や増加を食い止めることに繋がります。
巨峰をはじめとするぶどうやクルミといった果樹類、白土馬鈴薯やスイートコーンといった野菜類、八重原米をはじめとする水稲、近年栽培が盛んなワイン用ぶどう。今後も市を代表する農産物が安定的に生産され、農業や農村の風景を維持・向上させていくためには、皆さんの意見を取り入れながら、具体的な計画を策定していく必要があります。
今後、農地所有者や担い手農家の皆さんに対して、農地利用や農業経営について、ご意見をお聞きすることがありますので、ご協力をお願いします。

◇地域の話し合い活動
市内各地地域で話し合い活動を行い、将来の農地利用の方針をまとめていきます。

◇目標地図の作成
話し合い活動でまとまった方針を示す目標地図を作成します。

◇地域計画の策定
地域計画として策定・公表します。

◇計画の実施・更新
計画に基づき農地利用を行い、変更に応じて更新を行います。

問い合わせ先：農林課　担い手支援係
【電話】64-0535