東部町と北御牧村が合併して20年。
先人から受け継ぎ、地域の方々に守られてきた東御市の風景には市民の皆さん一人ひとりの「こころに残る風景」があるはずです。
ぜひ、皆さんのこころに残る風景を教えてください。
過ごしてきた年月や土地・場所に愛やこだわりがあるからこそ、「こころに残る風景」があるはずです。
市では、地域への誇りや愛着を改めて感じてもらうキッカケになればと、とうみの伝えたい風景や思い出の場所等、皆さんのこころに残る・忘れられない風景にまつわるエピソードを募集し、今年度市報とうみで紹介していきます。
また、お寄せいただいたエピソードはNHKーBSで放送中の「にっぽん横断こころ旅」へも応募します。
◆NHKーBS にっぽん横断こころ旅が長野県へ。
「にっぽん横断こころ旅」は、俳優の火野正平(ひのしょうへい)さんが、皆さんの手紙をたよりに全国を旅する番組です。
4月8日に鹿児島県をスタートした今年の春の旅のゴール地点に長野県が選ばれました。長野県のスタート地点・目的地点については決まっていません。旅の経路に東御市が選ばれるよう、「こころに残る風景」を下記までご応募ください。
◇市報とうみへの掲載、NHKーBS「にっぽん横断こころ旅」への応募
応募内容:
(1)住所
(2)お名前
(3)電話番号
(4)年齢
(5)思い出の場所・風景
(6)場所にまつわるエピソード
応募締め切り:5月15日(水)必着
応募先:【メール】Shiho-tomi@city.tomi.nagano.jp
郵送…〒389-0592 東御市県281-2 東御市役所 移住定住・シティプロモーション係
◆こころに残る風景
御牧原北部に住む小池さんご夫婦に「こころに残る風景」についてお聞きしました。
毎日眺めている風景なんですが、私たちにとっての「こころに残る風景」は、自宅から望む北アルプスをバックにした美しい田園風景です。
東京に住んでいる時から、将来は山の見える場所に移り住みたいと考えていました。
甲信エリアを中心に移住先を探していたときに出会ったのが、御牧原北部のこの土地です。ここに立った瞬間、雄大な眺めに心を奪われ、ここを移住の地と決めていました。一目ぼれでした。私たちの人生を変えたこの風景こそが、今でも私たちの「こころに残る風景」です。
宿を訪れるお客様も、私たちと同様この風景に感動し何度も訪れてくださいます。それほど、この風景はたぐいまれで魅力的な風景なのです。
昔から住んでいらっしゃる地域の方は「生まれてからずっと見ているから(魅力が)分からない」などとおっしゃいます。でも、開拓した先人の方も含め、この風景が地域の方々の苦労や努力でずっと守られてきたものであることは確かです。
しかし、山々の姿は変わらないものの、移住した9年前と比べ、高齢化や人口減少により耕作放棄地が増え、この風景は明らかに変化してきています。東御市・御牧原ならではのたぐいまれな風景であり、私たちのこころに残る風景でもあるこの田園風景を地域の方々と協力して後世に残していきたいと思う毎日です。
問い合わせ先:移住定住・シティプロモーション係
【電話】64-5893
<この記事についてアンケートにご協力ください。>