市病院事業について、平成21年度から令和5年度まで3次にわたる経営改善計画の取り組みを進め、高齢者救急への対応・在宅医療の拡大等一定の成果を得ています。しかし今後も進行する人口減少・超高齢社会における医療提供の在り方や、厳しい市の財政状況を踏まえた病院経営の効率化が求めらており、市では総務省から示された「公立病院経営強化ガイドライン※」に基づき、令和6年度から令和9年度までの「東御市病院事業経営強化プラン」を策定しました。
※持続可能な地域医療提供体制を確保するため、個々の公立病院が地域医療構想等を踏まえて、地域において果たすべき役割・機能を改めて見直し、そのうえで当該役割・機能を果たすために必要となる経営強化に取り組むための指針
■東御市病院事業経営強化プラン(概要)
◆今後の方向性・検討すべき事項
▽人口構造の変化による課題
・医療需要の変化への対応
自治体病院、地域の中核病院としての役割を担いつつ、医療需要に対応した病院機能の見直しの検討。
・生産労働人口の減少への対応
働き方改革や夜勤負担軽減など医師・看護師の確保策の実施。
▽経営面での課題
・病床の有効利用と業務改善への対応
空床管理等病床の有効利用や外来から入院、退院までの連携体制の構築や業務のスリム化等の対応。
・財務上の課題への対応
経営の改善、増加する経費の削減対策や病院施設・設備の適正管理と整備費の抑制対策への取り組み。
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[健康と暮らしを守り・支え、未来を拓くコミュニティホスピタル]
地域医療構想等を踏まえた病院事業の果たすべき役割・機能
問い合わせ先:市民病院庶務係
【電話】62-1711
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