東御市へ来た方、戻ってきた方から、選んだ理由や魅力を紹介します。
今月は上田市から移住された池田順哉さんに〝とうみ”の魅力や生活について答えていただきました。
池田 順哉(いけだ じゅんや)さん(御牧原南部)
長野県出身
Uターン
ある夏の休日。いつもの何げないドライブ。当時住んでいた上田市からどこかへ向かう途中、はじめてのルート。
県道から森の中のゆるやかな坂道をずんずんと上がっていくと、突然ふわっと視界が開け、青く広い空が目の前に飛び込んできました。
それが御牧原台地との最初の出会いです。
鬱蒼と茂る森の緑色の景色から、圧倒的な空の青色へのコントラスト、あたり一面に広がる田んぼでは、稲が気持ちよさそうに穂を揺らしています。
パノラマに広がる景色は開放的でありながらも、それまでの街の喧騒は遮断され、時が歩む意味さえを忘れてしまったかのような静寂に、どこか守られているような不思議な感覚を覚えました。
そこから4年後の今年、ここ御牧原で自邸が完成し、新しい生活がスタートしました。
豊かな景色・自然が多く残されているということは、それはかつて人が住みづらい場所だったということ。
ここまで人が住めるようになるまでの御牧原の歴史や、地域のさまざまなことを地元の方々から教えていただきながら毎日を過ごしています。
また、自宅は所属している『Juuri』という設計事務所で、「ひと」と「ちきゅう」に優しい快適なお家を設計しました。
自然が「豊か」というのは、裏を返せば「厳しい」ということ。そうした四季の変化を、温度の変わらないお家から満喫できるということ。海外ではあたりまえとなっている住環境を、東御市でもあたりまえにしたいと考えています。
一席だけですが、サロン(美容室)も併設しています。
ゆっくり過ごしていただける空間になっていますので、みなさんお待ちしてます。
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