■1月はこどもがお金の使い方を学ぶチャンス 親子でじっくり話をしてみませんか
年末年始は、プレゼントのやりとりやお年玉など、こどもたちが普段とちがう特別な品物や高額なお金を手にする機会が多い時期です。この機会に、お子さんとお金について話してみてはいかがでしょうか。
◆伝えたい4つのポイント
1 お金はありがとうの対価
相手にとって価値あるなにかを提供した結果、相手は「助けてくれてありがとう」の気持ちでお金を払ってくれています。お金は勝手に出てくるものではなく、どこかで大人が「ありがとう」と交換したものであると伝えてあげましょう。
2 お金の貯め方と使い方
お金を貯めるには、定番ではありますが、貯金箱がおすすめです。自分の目で確認ができるため、“できている”という感覚を得られます。自分で管理をするという感覚を育てましょう。
3 友だち同士で貸し借りをしないこと
お金の貸し借りはこどもも大人もトラブルにつながりやすいものです。お金を貸して解決するのではなく、話を聞いたり大人に相談するように伝えましょう。
4 お子さんの何気ない雑談に耳を傾ける
日頃からの何気ない会話が、トラブルの早期発見や解決につながります。
◆家庭でできる具体例
家庭でできる具体的な方法をご紹介。
▽お小遣いの制度のルールを決める
お小遣い制度は、お金について学ぶいいきっかけです。
[こどもと話しておきたいルール]
・何をしたらいくらもらえるのか
・家計から出すものと自分のお小遣いで買うものは何か
・友だちに貸さないようにする
任せっきりにするのではなく、関心をもって見守ることも大切です。何に使っているのか、意味もなく使いすぎていないかを話せるようにしておきましょう。
▽家族で仕事やお金の話をする
お家の中で積極的にお金の話をすることで、相談しやすい環境を作れます。こどもの習い事や学校にいくらかかっているのかを話題に入れることで、生活に関わる経費感覚が身につくともいわれています。
▽買い物に一緒に行く・おつかいをたのむ
一緒に買い物に行ったりおつかいをお願いすることで、実際にお金が動く場面を見て使い方を学ぶことができます。こどもが欲しいものを買い続けた結果、お金がなくなってしまったとしてもそれもいい経験になります。そんな時は振り返りの機会を作り、次はどうしていくかを話してみてください。
▽遊びから学ぶ
難しそうなお金の学びこそ、遊びで楽しく取り組みたいと思いますよね。インターネット上でお金について楽しく学べるコンテンツ「うんこドリル×金融庁」や、ゲーム内で使えるお金をやりとりして遊べるボードゲームなどもあります。
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※二次元コードは本紙参照
問い合わせ先:子どもサポートセンター(子ども家庭支援課)
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