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自治体の皆さまへ

みんなが集まる年末年始、防災について確認しましょう!

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長野県東御市

■年末年始は普段離れている家族も集まる機会です。家族で災害時の連絡方法や、防災用品の確認を!
能登半島地震から1年。大きな地震があると「うちは大丈夫かな」と考える人も多いと思います。しかし、時間の経過とともに、ついつい防災意識は薄れがちになってしまうもの。日本のどこでも大きな災害が発生する可能性があります。他人事ではなく、我が事として考えることが大切です。
今回、防災係の越(こし)専門員に、防災対策のポイントについてインタビューしました!

・防災対策専門員の越 浩司(こし ひろし)さん

◇防災対策専門員に聞きました!
Q:防災について事前に家族でどんなことを話し合っておけばいいでしょうか。
A:災害はいつどこで発生するか予測できません。ご家族がそろっているときに発生するとは限りませんので、避難する予定の場所や経路を話し合っておくと良いでしょう。また、マイタイムラインを作っておくことで、いざという時に慌てずに行動することができます。

Q:東御市で大きな地震が発生した場合、どのぐらいの被害が想定されるでしょうか。
A:当市では「糸魚川-静岡構造線断層帯地震」により、最大震度6弱の地震が発生し、最大1,260人の避難者が発生するほか、揺れや土砂災害による建物被害が想定されます。

Q:大きな地震が発生したら、まず何をしたらいいですか。
A:屋内外を問わず、まずは自分自身の安全確保をしてください。身をかがめ頭を守るようにし、できれば安定した物の下に入って揺れが収まるまで待ちましょう。

Q:備蓄品を準備する際に心がけることはありますか。
A:備蓄品目のなかで、特に持病の薬、モバイルバッテリー、アレルギー対応の非常食、おむつ、粉ミルクなど、それぞれのご家庭に見合ったものを備蓄するようにしてください。

Q:最後に、防災にあたって市民の皆さんに特に伝えたいことはありますか。
A:当市はこれまで災害が少なく、被災経験も浅いことから、他の地域で発生した実際の災害事例を我が事として関心を持ち、日頃から防災への意識を高めていただきたいと思います。

◆防災用品の備え
大規模地震などの災害発生時は、電気・ガス・水道といったライフラインの停止や物資供給の停滞が予想されます。日頃から自宅で避難生活をする上での必要品を備えておくことが重要です。非常時にまず持ち出すもので各人最低限必要な分を準備しておきましょう。

(出展・参考)避難所・災害ハザードマップ

▽備蓄品
自宅に備えておくもの
・食料や水(最低3日分。できれば1週間分)×家族分
保存期間の長いものを多めに買い置きし、賞味期限が近づいたら消費し、その分を買い足していきましょう(ローリングストック)。
必要な量を無理なく備蓄することができます。

・生活用品
ティッシュ、トイレットペーパー、ラップ、ごみ袋、ポリタンク、携帯用トイレ…など

◆災害時等の情報収集方法
災害時の情報収集には次のような手段があります。
・テレビ
・防災ラジオ(携帯ラジオ)
・携帯電話・スマートフォン(市公式LINE、メール配信@とうみ、はれラジアプリ等)
・インターネット(長野県防災情報ポータルサイト、砂防情報ステーション等)
※災害によっては使えなくなってしまう場合もあるため、複数の手段で情報を得られるように準備しておくことが大切です。

◆防災情報サイト
・長野県防災情報ポータル
・長野県河川砂防情報ステーション
・川の水位情報
※二次元コードは本紙参照

東御市公式LINEが、11月18日に機能強化され、防災機能も拡充されました。特に、避難場所の確認や避難所開設情報が確認できるようになり、万が一、避難が必要となった時に、スマホから素早く簡単に情報にアクセスすることができます。
なお、公式LINEのご利用にあたって、機能強化に伴い11月18日以前より利用いただいている方も、必ず再設定が必要となりますのでご注意ください。
機能強化および再設定については、市報とうみ11月号をご覧ください。

・東御市公式LINE
※二次元コードは本紙参照

問い合わせ先:
防災に関すること…総務課 防災係【電話】62-0119
情報収集等に関すること…企画振興課移住定住・シティプロモーション係【電話】64-5893

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