(秋山地区担当 砂川 界)
猛暑と言われた夏もようやく収まり、いよいよ秋の訪れを感じる今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。この記事が掲載されるころはすでに秋も終わりに差し掛かり、冬に近づいていると思いますが、そう考えると四季の中でも秋というのは一瞬だなと思いました。
さて、私の住む屋敷地区では9月14日(土)に屋敷神社の神事とお祭りがありました。神事は集落の方々が協力して準備を行うのですが、これがなかなか大変です。年々人手が足りなくなっていくこともあるのですが、それよりも私が感じたのは神事の飾りつけなどの正しいやり方を知っている人が減ってきているということです。提灯の正しい向きや飾りつけのススキをどのように設置するのかなど、細かいところを把握している方がほとんどおらず、私も教わりながら手伝っていました。人によっては「そんな細かいところ気にしなくてもいい」と思われるかもしれませんが、年に一回の神事、せっかく移り住んだ場所の伝統が失われてしまうのは少し寂しいと思うので、やり方を学んで、世代が変わっても出来るだけ忠実に神事を執り行うことができるようになっていければなと思います。
そして神事の二日後には敬老会がありました。今年は私が公民館の館長なので事前準備と当日作業でなかなか忙しかったですが、周りの方々の協力もあり、滞りなく行うことが出来て一安心でした。屋敷の人たちは、私の知っている70代、80代のフィジカル(体力)とはとても思えない元気さで、いつも驚かされます。
紅葉の季節が終われば間髪入れずに雪の季節が始まります。昨年はかなり雪が少なく過ごしやすい冬でしたが、今年は例年並みかそれ以上の降雪が予想されているとの事なので、覚悟と期待をもって冬の到来に備えたいと思います。
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