6月22日(土)に栄村「かたくりホール」に岩手県・山形県・秋田県・新潟県・長野県などの日本各地から約160人が集結し、マタギサミットが開催されました。
〝マタギ〟は、「山は、山の神が支配する場所」「熊は、山の神の授かり物」などの独自の信仰を尊んでいるところが、一般の狩猟者(ハンター)と違うといわれています。
栄村には、江戸時代後期に秋田から来たマタギが、新潟県津南町の大赤沢に定着し、その子孫が小赤沢や屋敷などに広がり、マタギ独自の文化が伝わりました。
サミットは、中山間地域が抱える自然環境の変質や生活経済の変化、高齢化や過疎化といった共通する課題に対して、お互いが情報を交換し、親睦をはかりつつ、知恵と工夫をこらし、来たるべき未来を自らの手で開いていくことを目的としています。
栄村では平成28年に開催して以来、8年ぶりの開催でしたが、マタギをとりまく様々な問題について、年配の方から若い人たちまで活発に情報を交換しました。
問合せ:農政課 農林係
【電話】0269─87─3113
<この記事についてアンケートにご協力ください。>