地域おこし協力隊通信 Vol.89

10／25

(中央地区担当　山田慎)

2回目の栄村の夏を過ごしました。
昨年と同じく、野田沢の祭りにも参加させていただき、私はさいとり舞を踊りました。
1年目よりも上手くいき「去年よりもよかった」と周りの方々にも言ってもらえて嬉しかったのですが、間違えたところもあったので来年はもっと上手く舞いたいところです。
野田沢にはもう少し大きくなればさいとり舞を踊れる子供がいるが、向こう数年は次世代に繋ぐために、引き続き私がさいとり舞を踊ります。
あとは提灯行列で歌う「鉄道唱歌」はまだ歌えなく、間の掛け声のみで参加だったので、何とか歌詞を歌えるようにしておきます。
また8月は昨年と同様、さかえむらトマトジュースの素である「加工用トマトのトマトもぎ」のお手伝いをさせてもらいました。
思い返すと去年は晴れの日が多く、日差しの中での活動が中心だったことを記憶してますが、今年は曇りで涼しい日も幾日かあり、気候によって畑の様子が異なることを2年のトマトもぎの経験をもって実感しました。
他の田畑の様子も「昨年と違う」ということを耳にすることが多く、冬、雪がどれくらい降るか、春や梅雨に雨がどれくらい降るか、夏にどれくらい日が照るかなどの天候によって、毎年田畑の様子や作物の出来に大きな影響を及ぼすことも今年で学ぶことができました。
夏は祭りでさいとり舞を踊ったり、トマトもぎを中心とした農業の活動を通じて「栄村での夏を満喫しているな」という実感を得ながら、充実した日々を過ごすことができました。
ただ、色々な経験をさせていただいてる一方、まだまだ行き当たりばったりなことが多く、農業や集落での生活において諸先輩方の力を借りないと、前に進めていないのが現状です。
早く一人前になれるように、変わらず精進してまいります。