◇齋藤勝美【農業・山菜採り・郷土食づくり】
略歴:両親が行っていた農業を子どもの頃から手伝っていた。高校卒業後、親の畑を受け継ぎ農業を始める。姉妹都市などとの交流にも積極的に参加してきた。現在はズッキーニ作りをメインで行っている。
◇山田一二三【マタギ】
略歴:若い頃は東京で左官屋として働いていたが、父の跡を継いでマタギとして熊や小動物の狩猟を始めた。10年ほど前にマタギは引退した。
◇齋藤福男【罠猟、追い子(勢子)】
略歴:父の影響で村田銃を使った狩猟を始めるが、鉄砲撃ちを2年ほどで辞め、罠猟と追い子の専門になる。夏場はイノシシなどの害獣駆除を、冬場はうさぎなどの追い子を行っている。普段は農業も行っている。
◇桒原千恵【農家、郷土食づくり】
略歴:22歳の時に栄村に引っ越してきた。町村合併の開拓途中だった栄村の農業を発展させた第一人者。人とのつながりを大切にして伝統料理の会や手芸を楽しむ会を主催している。
◇関澤キミ子【農家、郷土食づくり】
略歴:若い頃から牛飼い、出稼ぎなど様々なことを経験している。自然を最大限に活用した農業を行っており、種を自家採取し、栽培を行っている。集落行事で料理を振る舞ったりする。特に「ざっこくびら」は美味しいと評判。
◇島田司【つる加工】
略歴:津南町で生まれ育ち、26歳で秋山郷に移住し現在も暮らしている。もとは木工品作りの仕事だったが、約27年前につる加工を始め、独学で腕を磨き上げてきた。「自由さ」を大切にしつる加工を行っている。
◇苅和英治【石工】
略歴:父の影響で石屋になる。10年ほどは石割をしていたが、人手不足により、石積に転向。以来、栄村だけでなく、静岡県や神奈川県など、様々な場所で石積を行った。現在は年に1、2回石積をしている。
◇関谷知子【つぐら作り】
略歴:栄村で生まれ育つ。役場で保健師として働き、定年まで勤める。退職後、夏は農作業、冬はつぐら作りと夏冬仕事を両立させている。栄村のつぐら振興会のメンバーでもあり、冬は仲間と集まって作業をしている。
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