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HAKUBA H.S. Report Channel 白馬高校レポートチャンネル

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長野県白馬村

■3月2日 卒業式
第72回卒業式を挙行しました。今年度は在校生も参列し、また多くの保護者や来賓の皆様にご臨席いただき、穏やかな卒業式となりました。
卒業生の答辞では、太田硫斗さんが「挑戦を続けること、挑戦した結果ではなくその過程を大事にすることが学びにとって大切なことだ」と述べました。在学中、コロナウイルス感染症という逆境に負けず、様々な挑戦を続けてきた3年生たちを代表する素晴らしい答辞でした。
これからも卒業生がそれぞれの世界で前向きな挑戦を続け、活躍してくれることを大いに期待しています。卒業おめでとうございます。

■3月3日 社会人に学ぶ講座
1、2年生を対象に、職業について具体的に考える機会として、今回は大北地域を中心にご活躍されている様々な分野(化粧品製造、公務員、製造、自然、自営業・起業、美容エステ)の方々から、仕事の概要やこれまでの経験、やりがいについて、生徒との対話を通してお話しいただきました。実際の製品サンプルの提示や実演を交えた興味深いお話に、生徒はメモをとりながら真剣に耳を傾けていました。以下、生徒の感想です。
「白馬村にこんな特殊紙の工場があるなんて知りませんでした。もっとこの地域のことを知りたくなりました。」「この会社がつくっているものが身近にある色々なものに使われていて驚きました。」「今日学んだように、自分の得意なものを深めつつ、多くのことに興味を持ち行動していきたいと思います。」
仕事の内容について積極的に質問したり、実演に参加したりと主体的に学ぶ姿が見られ、自分の生き方を考える有意義な時間となりました。

■3月6日 卒業生講話
一昨年、本校を卒業した林美心さんと東楓さんをお招きして、卒業生による講話を開催しました。お二人には、高校時代やっておいてよかったこと、やっておけばよかったこと、大学で取り組んでいることや将来の展望などを見事にプレゼンしてくれました。
長野県立大学に在学中の林さんは、高校時代にみんなをまとめる役を進んで行ったことを通して、コミュニケーション能力が身についたと語ってくれました。また、やっておけばよかったこととして、進学に役立つ英検などの資格を早くから受けておくべきだった点をあげていました。保育士を目指して淑徳短期大学に進学し、実習や課題で多忙な中でも、充実した短大生活を送ってこられた東さんからは、「自分の夢を実現するためには自己管理が大切」というメッセージをいただきました。以下、生徒の感想を紹介します。
「高校生のうちに色々な経験を積んでコミュニケーション能力を身につけることが大切だと分かった。」「早いうちに検定を受けることが大切だと思った。自分も英検や漢検、スキーの技術検定などの取得に挑戦していきたい。」
生徒たちは大学で様々な挑戦を続けている先輩の話を聞き、自身の進路実現に向けて、残りの高校生活への意気込みを新たにしていました。

■3月15日 白馬インターナショナルスクールとのワークショップ
本校1、2年生全員が白馬インターナショナルスクールの生徒18名とワークショップを行いました。ワークショップのテーマはサーキュラー・エコノミー(CE)で、まず初めに株式会社新東通信の竹森様とZOOMでつなぎ、CEの考え方についてお話を聞きました。
グループワークでは、初対面ということでお互い緊張した面持ちでしたが、アイスブレーキング(自己紹介)やブレーンストーミング(思いつくアイデアの共有)を通して徐々に打ち解け、活発にアイデアを出し合うことができました。生徒からは、「学校の教科書をレンタルにする」「ランドセルを革製品にリメイクする」「スマホをレンタルにする」「配達でもらった段ボールをその場で返す」などの、日常の気づきから生まれたアイデアが出されました。また、休憩時間には、グループで談笑する様子もみられました。
ワークショップの後半は、株式会社イノアックコーポレーションの煙山様から、CEの事例の紹介と現在構想中のプロジェクトの説明をしていただきました。2回目のグループワークでは、大きな可能性を秘めたウレタンを使ったCEのアイデアを出し合いました。以下、今回のワークショップ全体を通した生徒の感想です。
「初めて会った人たちとグループワークを通して、自分たちで新しいアイデアを出せたのは良い経験だった。」「新たな経済の枠組みについて、インターナショナルスクールの生徒と考えを深めることができて新鮮だった。」「今日のお話を聞いて、今まで非現実だと思っていたことがすでに現実になっていて驚いた。」
今回のワークショップは、生徒たちがCEの考え方を知り、また身近に感じることができる場となりました。今後も、白馬高生とインターナショナルスクールの生徒が交流しながら学び合える機会を作っていきたいと思います。

令和5年3月16日(第179号)
発行:白馬高校 教務係
【電話】0261-72-2034(代表)
ホームページもご覧ください(※本紙の二次元コードよりご確認ください。)

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