文字サイズ
自治体の皆さまへ

白馬高校レポートチャンネル

33/40

長野県白馬村

■5月24日 白馬を楽しむ日
昨年は1年生のみでしたが、今年は1、2年合同での開催となり、より一層の賑わいを見せる日となりました。準備では、2年生が班ごとに1日白馬を楽しむプランを立て、1年生にそれぞれのプランのプレゼンを行い、1年生の希望をもとに班編成を行いました。
当日は、白馬岩岳スノーフィールドでのマウンテンバイク体験、白馬グリーンスポーツの森でのバーベキュー、HakuBounceでのトランポリン体験、大出公園でのピクニックなど、それぞれバラエティに富んだ体験を通して、学年の垣根を越えて親睦を深めることができました。
今回のイベントを通して、1、2年生それぞれが白馬の魅力を紹介・満喫することができました。これをきっかけに、生徒たちにはこれからも白馬の魅力を探究し、発信していってほしいと思います。

■5月26日 春季クラスマッチ
白馬村ウイング21アリーナで、春季クラスマッチを開催しました。種目は男女ともバレーボールで、試合中はクラスメイトに声をかけたり、全力でボールを追う姿がありました。各試合とも接戦を繰り広げ、3セット目までもつれる試合も多くありました。
試合結果(総合)は1位3B、2位3A、3位2Bとなりました。試合中、クラスメイトに大きな声援を送ったり、閉会式終了後にはクラスごとに笑顔で写真撮影をしたりする姿が見られ、よりクラスの団結が深まったクラスマッチとなりました。

■5月30日シンガポールの高校生との交流
シンガポールにあるPeicai Secondary Schoolの生徒19人と副校長先生をはじめとする教職員の皆さんが本校を訪問し、1年B組の生徒33人と交流しました。
グループに分かれて自己紹介を行った後、環境問題に関するジェスチャーゲームを通して、それぞれの国の現状や自分たちの考えを発表し合いました。マイクロプラスチックによる生態系への影響、森林伐採and焼畑による環境への影響、地球温暖化に伴う海面上昇、過剰消費、フードロスなど難しいテーマでしたが、生徒たちは身振り手振りを交えながら、身近な例や課題の解決に向けて自分たちができることを伝えようとしていました。
続いて行われた体験交流では、弓道、ボルダリング、けん玉やコマ、折り紙などの日本の伝統的な遊びをグループごとに体験しました。中には、白馬高の生徒よりもコマやボルダリングが上手なシンガポールの生徒もおり、お互いに教え合いながらの楽しい交流となりました。
最後の活動は環境に関するワークショップでした。本校生徒と地域の方との協働による「断熱プロジェクト」で改修した教室に実際に入ってもらい、プロジェクトを推進した浅井教諭から断熱の方法や効果についてのレクチャーと、プロジェクト学習・インターアクト部に所属している1B生徒3人によるサーキュラー・エコノミー(循環型経済)についての話を聞いてもらいました。グループワークでは、高校生ならではのアイデアを出し合い、お互いにシェアすることができました。以下、生徒の感想を紹介します。「自分たちからどんどん話しかければコミュニケーションがけっこうとれることがわかった」「あまり話せなかったけど、自分の英語が通じた時はうれしかった」「もっと1対1で対話する機会があればいいなと思った」「もっと長い時間交流したかった」「もっと日本の文化を知ってもらいたいし、その国の文化を教えてもらいたい」「今度は一緒に食事をしたり、白馬を回ったり、スキーをしたりしたい」
今回の交流を通して、生徒たちは異文化交流への意欲をより高めたようです。今後も生徒たちが国際感覚や異文化理解力を身につけていけるような教育活動を行っていきます。

■6月1日 松代大本営見学
2年生が修学旅行の事前学習として松代大本営を見学しました。各クラスに1名ずつガイドがつき、地下壕が長野県の松代市に作られた理由や当時の労働環境、沖縄の地上戦・長崎の原爆とのつながりについて勉強をしました。朝鮮人や多くの学生が強制労働を強いられ、詳細な犠牲者の数など実態は明らかになっていないそうです。無数の削岩用ロッドの跡やトロッコの枕木跡、最初に工事が始まった清野口などを実際に見て歩き、当時の様子を肌で感じ取るとともに、長野県と戦争との関わりについて学ぶことができました。

令和5年6月16日(第181号)
発行:白馬高校教務係
【電話】0261-72-2034(代表)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU