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学校給食センターだより

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長野県白馬村

■給食センターは奥が深いのです。
前回の「学校給食センターだより」では、焼きそばの麺を切り干し大根に変えるだけで、敬遠しがちな食材でも、気軽に調理し食べることができるアレンジ・工夫についてお伝えしました。
今月は、献立委員会からリクエストをいただいた「鶏と凍り豆腐の揚げがらめ」の基本のレシピと秘伝の工夫術を村男がセンターの栄養教諭からこっそりと聞き出しましたので、皆さんに紹介☆見聞します。
秘伝の工夫術は、色々な料理に共通すると思いますので、ぜひご活用ください。
凍り豆腐も切り干し大根同様に、少し敬遠される食材です。煮るという調理法が「ぱっ」と思い浮かぶと思いますが、この献立では凍り豆腐に片栗粉をまぶして揚げてみました。
カリッと揚げてタレとからめているため、凍り豆腐とは思えない、肉のような歯ごたえになり、子どもたちの評判がとても良かった献立です。給食の献立では、昔からの保存食である凍り豆腐や切り干し大根も工夫して調理しています。ご家庭でも調理していただけると嬉しいです。

◇鶏と凍り豆腐の揚げがらめ(4人分)栄養教諭秘伝の工夫術
〔材料〕
鶏むね肉…160グラム(もも、ささみでも美味しいです)
[A]料理酒…小さじ1
[A]コショウ…少々
[A]おろししょうが…1.5グラム☆おろしにんにくに変えると味にパンチがでます!(秘伝)
乾燥凍り豆腐…20グラム(水で戻し、水気を絞っておいて下さい)
☆凍り豆腐を水切りした後、牛乳に少しひたし、塩コショウなどで下味をつけると肉感がアップします!(秘伝)
片栗粉…35グラム
アスパラガス…2〜3本
揚油…適量
[B]しょうゆ…大さじ1
[B]砂糖…大さじ2
[B]水…20cc(からめダレ)
☆からめダレに、レモン汁や酢を加えても美味しいです!(秘伝)
☆イカ、ちくわ、水で戻した大豆などを同じように揚げて、[B]のからめダレでからめても美味しいです!
※調味料は予め混ぜておいてください。

〔作り方〕
1 凍り豆腐は、大きなものは2cm角程度のサイコロ状にカットする。
2 鶏肉は2〜3cm角に切り、[A]の下味につけておく。アスパラガスは3cm程度のぶつ切りにする。
3 凍り豆腐と鶏肉に片栗粉をまぶして揚げる。アスパラガスは素揚げにする。(からっと揚げるのが美味しさの秘訣)
4 揚げた食材と[B]のからめダレを混ぜ合わせて完成
※食材に下味で塩味を付けない分、タレを少し濃いめの味付けにしてあります。
油がはねやすいので、やけどなどに注意してください

※1グラムは計量スプーンの小さじ5分の1、一つかみはだいたい1グラムと言われています。

地場産品の利用や、食文化、食の体験等、ご協力いただける方はご一報ください。

お問合せ:白馬村学校給食センター
【電話】0261-72-5143

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