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白馬村ゼロカーボンロードマップ連載(4)

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長野県白馬村

◆4つの重点領域(2) 温室効果ガスを排出しない移動・運輸・交通
◇白馬村のゼロカーボンにおける移動・運輸・交通の現状
白馬村は、一世帯あたりの自動車保有台数が、県の一世帯あたり保有台数を上回っており、人口や世帯数に対して自動車の数が比較的多い地域となっています。
一方で、地域住民、観光客の双方に対する公共的な交通手段の整備は未だ改善の余地があり、移動の利便性を向上させることと、移動による利用によるCO2量を削減することの両立することが求められています。

◇「白馬村ゼロカーボンロードマップ」で目指す白馬村の移動・運輸・交通
白馬村ゼロカーボンロードマップにおいては、白馬村の気候的特徴と産業的特徴を踏まえて、大きく2つの方向性の施策を示しています。
1つ目は、EVやFCVの普及と、再エネ由来の充電設備の拡充によって、温室効果ガスを排出しないエネルギーへの転換を目指す方向性です。
2つ目は、電力で駆動される乗り物であることを前提に、自家用車、電車、バス、タクシーなど、既存の交通手段以外の乗り物やサービスを積極的に導入する方向性です。
これら2つの方向性の取組を併せて進めていくことで、温室効果ガス排出量の削減と移動の利便性向上の両立を進めていきます。

◇温室効果ガスを出さない移動・運輸・交通
考慮すべき白馬村の特徴
1.観光地であり、特に冬シーズンは観光客、地域住民双方の交通手段が不足しがちで交通インフラ整備のニーズが強い。
2.村内に主要エリアが点在する地形で自家用車需要が高く、一人当たりの保有台数が多い中で、環境負荷の低い自家用車の割合を増やすことが求められる。
3.寒冷地かつ雪国であり、EVでの電力消費効率の低下や、低価格で選べるEV四駆の車種不足などいくつかのEV導入の障壁を乗り越える工夫が求められる。

詳細は右記「白馬村ゼロカーボンロードマップ」P21に記載(本紙二次元コードよりご覧ください)

お問合せ:白馬村役場 総務課
【電話】0261-72-7002

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