1.農業振興地域内農用地(農振、青地)とは
農業振興地域整備計画に定められ、村として守っていくべき優良農地を“農振農用地(略して農振)”、“青地”と言います。当村の農振は約1,000ha(うち採草放牧地は約100ha)ですが、農林業センサス耕地面積は約720haで、統計上は約200haの差異が生じています。
農振は、社会情勢や開発計画等により見直しすることができます。見直しは総合見直しと随時見直しがあり、市町村が県に申請し同意を得る必要があります。
(1)総合見直し
社会情勢等により概ね5年毎の総合見直しが望ましいとされていますが、担当職員が農地に精通している必要があること、膨大な事務量のためマンパワーが不足していること等の理由により、北アルプス管内でも定期な見直しはされていませんが、当村は平成25年度に見直しました。
(2)随時見直し
毎年10月に実施しており、令和4~5年度は鳥獣被害対策のため山林化した農地、約2haを除外し、緩衝帯整備を実施し、令和6年度は荒廃農地や集落に接続した個人住宅建設、公共交通用地確保のため約4ha除外予定、有機農業振興のため約1ha編入予定です。
2.今後の農地関連事業スケジュール
今後、人口減少に伴い、農業従事者の激減が予測されており、農業者数に見合った優良農地確保が必要になります。このため、当村は地域計画・目標地図策定、北城地区ほ場整備に伴い、農業振興地域の総合見直しを予定しており、現在、“台帳、図面、現地”整合作業を行っています。
目標地図は、総合見直し予定区域で作成をしています。
◆各事業スケジュール予定
お問合せ:白馬村役場 農政課
【電話】0261-85-0766
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