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姉妹都市交流 40周年記念

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長野県白馬村

昭和57年7月12日に結んだ河津町との姉妹都市締結から、41年が経過しました。
コロナ禍において実施を延期していた本事業ですが、この度59名が参加し実施したためご報告します。
2月5日から6日の2日間、白馬村から59名が「河津さくら行 白馬村民号」で河津町を訪問しました。1日目は河津町のガイドが付き、河津桜等の案内が行われました。交流会は夜に行い、河津町長や河津議会、教育長等の方々から歓待をいただき、料理に舌鼓を打つだけではなく、河津のみかん食べ比べなど、楽しみつつも勉強になる交流会でした。2日目は沼津港で昼食をとり、帰路につきました。
今回、伊豆今井浜東急ホテルにご協力いただき、宿泊、交流会を行っています。海のない信州にあって、広大な太平洋を一望できる環境、温暖で山の幸・海の幸豊かな河津町は、雪国にとって全く異なる土地であり、この縁を大切にし、またこれからも末永く、互いの成長の糧となる交流が続くことを期待しています。

◆参加者からの寄稿文「河津桜まつり 村民号」に参加して 白馬村教育長 横川 秀明
2月5日~6日姉妹都市提携40周年記念事業として「河津桜まつり 白馬村民号」にて河津桜を見てきました。あいにくの天候ではありましたが、五分咲きの桜原木とオーシャンビューの眺めに感動して、温泉につかってリフレッシュしてきました。参加された村民の皆さんも、豪雪の白馬から一足早い春を感じ、とても楽しんでいただけました。夜の交流会では河津町の皆さんと親しく談笑し、河津町に関わることはもちろんですが、交流の背景にあることや、積み重ねてきた交流の奥深さを知ることができました。特に、私は鈴木弘光教育長と貴重な情報交換の機会をいただきました。様々な課題の多い教育行政ですが、お互いに共通する意見交換することができ、子どもたちに地域の歴史や文化を継承することが私たち大人の大きな役目と感じました。また、グローバルな時代において、世界を広く見て見聞を広め将来の生き方を定めることが大切と思いました。
1月18日~19日には、今年度統合した河津小学校の5年生46名が白馬南小学校の5年生とスキー交流をしました。この日もあいにくの雨でしたが、河津小学校のほとんどの生徒は初めて見る大雪に感動していました。また、初めて対面する子どもたちでしたが、お昼ご飯を済ませるとすぐに仲良くなり、クイズを出して楽しんだり、スキーの履き方や滑り方を教えたりしていました。あらためて、子どもたちの交流が人間関係、コミュニケーションづくりの一端を担っていることを感じました。
村民号参加者の多くが、ポンカンをはじめとした柑橘類や新鮮な海の幸を買い求め、美味しくいただきました。帰りのバスは、中央道が雪のため通行止めとなり、新東名高速道路に迂回し時間がかかりましたが、これも旅の想い出として語り継がれることと思います。姉妹都市交流も40年が過ぎ、今後も両町村の発展と子どもたちの交流や学校間連携を含め、ますます充実することを願い帰途につきました。

お問合せ:白馬村役場 総務課
【電話】0261-72-7002

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