◆永原選手が白馬村民初の夏季オリンピック出場を果たしました
7月26日から8月11日まで行われた、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)に夏季大会では初の出場となる永原悠路選手が出場し、スケートボード男子パークで15位となる成績を残しました。
白馬村では7月10日にウイング21で出場報告・壮行会を開催し、8月7日にウイング21でパブリックビューイングを開催しました。
出場報告・壮行会には、約300名の方が来場し、中学生応援団やチアリーディングチーム、八方太鼓等が駆け付け永原選手へエールを送りました。
8月7日のパブリックビューイングでは「スケートボードという自由度の高い競技性」を取り入れて、子どもから大人まで自由に多くの皆様が楽しめるよう、縁日風の作りこみとした夏祭りとスポーツの祭典と掛け合わせた形で開催しました。
永原選手は予選1回目のランで、空中で横に1回転半しながらボードを1回転させてキャッチする「キックフリップボディーバリアル540」という大技を成功させ81.38をマークしました。
しかし2回目と3回目は、途中で失敗して得点を伸ばすことができず15位で予選敗退となりました。
お越しいただいた約600人の皆様は、夏祭りを楽しみながら、各国の選手を応援し、素晴らしいトリックや大技が決まった際には、拍手喝采を送るなど、国境を越えた大応援団になりました。
皆様と素敵な時間を共有できたことをとてもうれしく感じましたし、きっかけとなっていただいた永原悠路選手にも夢と感動をありがとうとお伝えしたいと思います。
◆PROFILE(プロフィール)
スケートボード・パーク 永原悠路(ゆうろ)選手
生年月日 2005年6月10日
スノーボーダーとして活動をする父の影響で、小学校1年でスケートボードに出会う。小学校3年の頃から大会に出場し始めると、小学6年の時には世界から36名しか招待されないVansAmatuerCombiPoolClassicの14歳以下の部で日本人として初招集される。
その後、東京五輪出場を目指していたが夢を叶えることができず。さらに2021年6月には大腿骨開放骨折の大怪我を経験。
それでも見事復活を果たすと、2022年4月に行われた日本オープンでは初優勝し日本一に輝くとさらにその後、日本初開催のXGamesでは日本人過去最高位の4位に入り一躍世界トップ選手の仲間入りを果たした。
お問合せ:生涯学習スポーツ課
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