土地改良区は、土地改良法に基づく土地改良事業(*)を行うことを目的に設立された法人です。全国に約4,500団体、県内70団体、中信地区26団体(うち北アルプス地域4団体)あります。
(*)農道、農業用水路、揚水機(ようすいき)等の造設、維持管理、農地のほ場整備等
1.白馬村土地改良区概要
理事長:太田雅敏
副理事長:下川信敏
事務局:農政課内
2.揚水機施設
水を低いところから高いところへ吸い上げる揚水ポンプを格納しています。白馬村土地改良区では、神城地区のほ場で6機の揚水ポンプを管理しています。
◆自然の摂理…水田に引く水のはなし
水は上から下に流れます。また、米の栽培には水が必要です。神城地区の水田は姫川の水を利用しています。姫川は水田より下に位置するため、自然の摂理に反し、上部水田まで水をポンプアップし、農業用水路から下部水田に水を引いています。
最近、全国的に猛暑が続き、白馬村では春に降雨が少なく、姫川の水量減少に伴い、ポンプアップ水量が減少し、田植えに影響がでています。水田の水が少ないと、除草作業にも影響がでます。
3.白馬平川小水力発電
白馬村土地改良区の特徴として、平川頭首工(とうしゅこう)の農業用水を活用した“白馬平川小水力発電所”の管理運営を行っています。
お問合せ:白馬村役場 農政課
【電話】0261-85-0766
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