白馬村の皆さん、ご無沙汰しておりますデジタル統括監の菅(かん)です。
住民の皆様には平素よりDXサービス利用及びご協力に関して、感謝申し上げます。
◆令和6年概要
令和6年度に白馬村役場のDXチーム(猫の手も借りたい職員同盟)が実施した内容について住民サービスを中心に、ご説明します。DXに関してはペーパーレス化を中心に進めており、一部は自動処理化を実施しました。
◆白馬村公式LINE
令和6年7月からサービスを開始し、12月初旬1,700人を超える方々に友達登録をいただいております。これにより24時間365日対応できる窓口の構築、情報発信、申請や申込、保育園の連絡等でご利用いただいております。同時にLINE内でのアンケート調査もさせていただいており、その中で応援コメントをたくさんいただいており多くの方にご満足いただけていると認識しています。その一方で「もっとサービスを増やしてほしい、こんなサービスも導入してほしい。」等より具体的な要望も含め多くのご意見をいただきました。これはとてもありがたいことだと思っています。住民の声をいち早くかたちにできるよう、内部調整を図っていきます。
◆書かせない窓口
12月から住民課窓口においてCaora(カオラ)という機器を導入することにより、住民の皆様が申請書類を作成する際の記入事項を削減する、書かせない窓口を構築しました。マイナンバーカード・運転免許所等の身分証明書と顔認証により、申請時の帳票を出力することで、申請者が記入することなく、住民票・印鑑証明等の申請用紙の出力が可能になっております。ぜひ役場へお越しの際にはご活用ください。また、内部事務の効率化を図るため、転入・転出に係る『異動受付支援システム』についてもあわせて今年度中に導入します。
◆電子契約
取引業者の皆様にご活用いただけるように、電子契約システムを導入しました。導入により、書類の郵送費や収入印紙が不要なペーパーレスでの契約が可能になりました。こちらも8月から運用開始していますが、多くの取引事業者のご理解とご協力により90件を超える契約を電子契約にて締結することができました。
◆庁内のDX推進
住民の皆様には直接見えにくい部分ではありますが、庁内業務に関しましても勤怠管理システム、文書管理システム、会議システム、庁内ネットワークの無線化など庁内でのペーパーレス化を図るためのシステムを導入し、住民の皆様とともにペーパーレス化に取組むための環境整備を行いました。ペーパーレス化の促進により、白馬村役場の利便性が向上し、環境保全の一助になればと考え推進した結果、紙の消費量についても昨年の半数程度に削減することができました。DXの推進による『白馬村の変革』に引き続き、ご理解とご協力をお願いします。
◆白馬村スマートビレッジ推進計画(令和6年度実装システム)
お問合せ:白馬村役場 総務課
【電話】0261-72-7002
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