これまでの人・農地プランは、農業経営基盤強化法の改定により、令和5年4月から地域計画に移行しました。地域の農業をいかに発展させていくかを考え、将来的に「どの農地」を「どの認定農業者」が耕作するのかを地図に示す必要があります。それに伴い、各自治体は令和7年3月までに地域計画と目標地図を公表し、毎年見直すことが求められています。
当村では、令和4年から関係者懇談会を開催するなどの準備を進めており、「広報はくば」や「白馬村行政公式ホームページ」などで報告を行ってきました。
地域計画・目標地図策定に向けた懇談会経過
村と農業委員会では、村内の関係団体にご参集いただき、昨年11月20日に令和6年度地域計画懇談会を開催しました。
当日は、これまでの懇談会で作成した地図をもとに話し合いが行われ、農業振興地域の見直しや有機農業エリア、特産品である紫米についても意見が出されました。
今後、人口減少に伴い、基幹的農業従事者が激減することが予想されています。時代が移り変わろうとも、白馬三山の麓に広がる農村風景は、村の原点ともいえます。守るべき財産として、「大きな農業」と「小さな農業」を互いに尊重しながら、皆で考えることが大切になります。
基幹的農業従事者の予想(長野県農業会議資料より)
単位:経営体
お問合せ:白馬村役場 農政課
【電話】0261-85-0766
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