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自治体の皆さまへ

副学籍についてご存知ですか?

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長野県箕輪町

◆地域の子どもは地域で「共に育つ」ための取り組み
町では、特別支援学校に就学している町内の児童・生徒と町内小・中学校の児童生徒が、同じ地域の子どもとして、仲間意識をもち、共に育つことを目指す「副学籍」制度を実施しています。

▽「副学籍」とは?
副学籍(副次的な学籍)制度は、特別支援学校に就学している児童・生徒が、居住地の小・中学校に副次的な籍をもち、直接的な交流や間接的な交流を通じて、居住する地域とのつながりの維持・継続をはかる仕組みです。この制度の中で、特別支援学校に就学する児童・生徒と地域の児童・生徒とが互いに仲間意識を高め、互いに支え合いながら共に暮らす共生社会の実現をめざします。
交流は、入学式・卒業式・音楽会・文化祭などの学校行事や、活動可能な学習、地域の行事への参加など、本人と保護者の希望をもとに進められます(直接的な交流)。また、教室内の自席やロッカー、下駄箱などが準備され、学校だよりなども届けられます(間接的な交流)。地元の学校の卒業証書も受け取ることができます。また、保育園段階でも、特別支援学校幼年部の園児の副学籍的な交流・共同活動(保育)の積み上げを行ってきています。

◆箕輪北小学校5年生・ゆりの木学級(特別支援学級)での交流活動
~ 一緒に活動する中で、新しい交流への願いをもつ子どもたち ~

本校では、5年生とゆりの木学級での副学籍交流を行っています。
5年生の今年第1回の交流は、伊那養護学校に通っている友だち(Aくん)に、6月末に音楽会に来てもらって交流をしました。昨年も音楽会を見に来てくれたのですが、今年は終わった後教室での交流を行い、お手製の自己紹介カードを見ながらお話ししてもらったり、5年生も同じように好きな食べ物などを紹介したりしました。本が好きだということが分かったので、今度は図書館での交流をしたいという願いをもった子どもたちです。保育園が一緒だった子もいて、お別れの時には握手をしたり、「またね!」という言葉が飛び交ったりしていました。今後も交流を続けていきたいと思います。ゆりの木学級では、水が大好きな1年生のBくんと、これまでにプールで7月11日・21日の2回交流をしました。一緒に北小のプールに入ったり、プレゼントの交換をしたりしました。大きなプールで気持ちよく水遊びをしたり、プレゼントを交換して帰る時にはみんな車の周りで名残惜しそうにしたりしていました。今度はBくんのいる伊那養護学校に行ってみたいという思いをもった子どもたちです。
1年生で交流が始まったところなので、これから様々な機会に交流ができたらいいなぁと思っています。

お子さんについての気になる様子のご相談や就学に関するご相談、「副学籍」についてもっと知りたい方は、町教育委員会(町文化センター)か、役場子ども未来課子育て支援係(こども家庭センター)・教育相談室までお気軽にご相談ください。

相談受付:平日(月~金)8:30~17:00
相談窓口:
箕輪町教育委員会学校教育課【電話】70-6603
子ども未来課子育て支援係(こども家庭センター)【電話】79-0007
教育相談室【電話】79-0700

問合せ:箕輪町教育委員会 学校教育課
【電話】70-6603

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