誰もが病気になったり、さらには命に係わるような大きなけがをする可能性があります。
また、歩けなくなり、理解できる言葉も発する言葉もわずかになり、体の回復の見込みも少なく、いよいよ食事をとることもできなくなったら…。
治療やケアに関するあなたの考え方を、誰かに伝えたことがありますか?
■人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)とは
万が一の時に備えて、自分がどのような医療やケアを望んでいるのか自分自身で考えたり、あなたの信頼する人たちと話し合うことを「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)」と言います。
命の危険が迫った状態になると、約7割の方が、望む医療やケアについて自分で決めたり、望みを人に伝えることが出来なくなると言われています。このような場合は家族や周囲の人にその判断は委ねられますが、判断を求められた時に家族はどう判断したら良いでしょうか。
事前に話し合っておくことで、あなたの代わりに重要な決断をする場合の助けとなります。
◇人生会議のやり方
かかりつけ医がいる方は、話し合ったことをかかりつけ医にも相談しておくことをお勧めします。
箕輪町在宅医療・介護連携検討会では、お薬手帳カバーに一緒に挟んで使う「医療・介護連携カード」を作成しました。人生会議のきっかけにご利用ください。
医療・介護連携カード(A6版ピンク色)は福祉課でお渡ししています
※詳しくは本紙7ページまたはPDF版をご覧ください。
問合せ:福祉課 高齢者あんしん係/箕輪町地域包括支援センター
【電話】70-6622(直通)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>