選書会は箕輪町独自の事業で、多くの本を子どもたち自身が実際に手に取って吟味し、学校の図書館へ入れる本を一人一冊選び出す会です。今年度の選書会は、中学校会場が5月30日(火)、中部小会場(西小参加)が6月6日(火)、北小会場(東小・南小参加)が6月9日(金)に開かれました。500冊を超える本が並べられた会場で、子どもたちは目に留まった本・興味がわいた本を手に取り、時には友達と相談しながら、悩みながらも最終的には一冊の本を決めだしていきます。多くの本と出会い、多くの本を仲立ちとした会話を楽しみながら一冊の本を決めだしていくことは、決めだされた本が何年も母校の図書館に残るとともに、成長途上にある子どもたちの心の中にその本の記憶がずっと残っていくんだろうな、そうなってくれるといいなと思いました。
当日、図書館の司書の先生方が子どもたちをこの活動へ誘い、実際の動きを丁寧に支援していただきました。またこのような多くの本を準備していただいた本屋さんのお力添えもあって実現できた会でした。みんなで本を見合う時間、独りで思いを巡らす時間、普段とは違う「本と出会う時間」を味わいました。
◆子どもたちの声
「私は友達といっしょに本を選んでいました。初めて見る、好みの感じの本もたくさんあり、新しい本と出会えてとても楽しかったです。前から読みたいと思っていたけど、図書館にない本もあり、見ているだけでも楽しかったです。色々な本に出会えてうれしかったし楽しかったです。」
「ぼくは全校が楽しめる本を選べたと思いました。この選書会では6年生しか参加できないので全校のことを考えて選べたと思います。なので読んでみてみんなが「この本、とってもおもしろいね」と言ってくれたらうれしいです。ぼくはこの本を選んでよかったと思える本を選べたと思います。」
「本がたくさんあって、いっぱい面白い本に出会うことができました。「これだ」と決めるのは難しかったけど、自分のお気に入りの本を見つけることができました。本はいつまでも思い出に残るものなので、大切に本を読んでいきたいと思いました。この選書会を通して友達とおすすめの本を見せ合って読んだり、楽しく本を選ぶことができました。」
問合せ:学校教育課 教育総務係
【電話】70-6603(直通)
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